
冷凍餃子の美味しい焼き方を3パターンご紹介します。
たとえば、「大阪王将冷凍餃子」や「味の素冷凍餃子」などはこの方法で焼きます。
他にも、パッケージの裏面に油や水は不要と記載されている場合は、この焼き方になります。
ごく一般的な冷凍餃子の焼き方です。
業務用の大袋の餃子なども、この方法をおすすめします。
冷凍餃子は、フライパンだけでなくホットプレートで焼くこともできます。
これらに3パターンに共通する調理のポイントは、餃子を解凍せずに凍ったまま焼くこと。
そして最後に水気をしっかり飛ばすと、表面がパリパリに仕上がります。
冷凍餃子を使って、揚げ餃子や水餃子を作る方法も合わせてお伝えします。
油や水を一切使わない焼き方

まず最初にご紹介するのは、フライパンで油や水を一切使わずに焼く方法です。
スーパーでよく見かける「味の素の冷凍餃子」や「大阪王将冷凍餃子」などがこれに該当します。
これらの餃子には、焼くのに必要な油や水分があらかじめ含まれているので、そのまま焼くことができます。
冷凍餃子 | 12個(1袋) |
- 凍ったままの餃子をくっつかないようにフライパンに並べ、火をつける。(油は引かない。)
- すぐにフタをして、中火〜弱火で5分ほど蒸し焼きにする。
- フタを取り、中火〜弱火で1分ほど焼き、好みの焼き色を付けたらできあがり。
写真をもとにレシピを説明します。

【工程1】
まず凍ったままの餃子(12個)をくっつかないようにフライパンに並べます。
この時、油は引きません。
ただ、鉄のフライパンや、焦げ付きやすいフライパンを使う場合は、あらかじめ少し油を引くことをおすすめします。

次にフライパンを火にかけます。

そしてすぐにフタをして、フライパンが温まってから、中火〜弱火で5分ほど蒸し焼きにします。

【工程3】
5分経ったらフタを取り、中火〜弱火で1分ほど焼き、好みの焼き色を付けたら完成です。
ここで水分をしっかり飛ばすと、表面がカリッと仕上がります。

焦げ茶色くらいになるまでじっくり焼き目を付けた方が、香ばしくて美味しいです。

焼き上がりをフライパンから取り出す時は、上の写真のように、皿をフライパンにかぶせるといいですよ。
このまま手のひらを皿に当てて、皿ごとひっくり返すと、羽つき餃子でもきれいに取り出せます。

焼き上がりは表面がパリッとしていて、中はしっとりしています。

「味の素の冷凍餃子」と「大阪王将冷凍餃子」は、どちらもきれいな羽根つき餃子になります。
油と水を使った焼き方

次にご紹介するのは、ごく一般的な冷凍餃子の焼き方。
油と水を使って焼く方法です。
ネット通販や量販店などで売られている業務用の冷凍餃子も、この方法で焼けます。
餃子 | 12〜15個程度 |
油 | 大さじ1 |
水 | 80ml(1/2カップ弱) |
- フライパンに油を引いて熱し、一度火を止める。
凍ったままの餃子をくっつかないように並べ、再び強火にかけ、1分ほどかけて焼き色を付ける。 - 水を回し入れ、フタをして中火で4分ほど蒸し焼きにする。
- フタを取り、中火から弱火で、水気がなくなるまで1分ほど焼いたらできあがり。

【工程1】
まずフライパンに油(大さじ1)を引き、温めます。
最初に油を引いてフライパンを十分に温めると、餃子がくっつきにくくなります。

フライパンが温まったら、一度火を止め、凍ったままの餃子をくっつかないように並べます。
そして再び強火にかけ、1分ほどかけて焼き色を付けます。

【工程2】
1分ほど経ったら、水(80ml)を回し入れます。

そしてフタをして、中火で4分ほど蒸し焼きにします。

【工程3】
最後にフタを取り、中火から弱火で、水気がなくなるまで1分ほど焼いたら完成です。

仕上げに水分をしっかり飛ばすと、表面がカリッと仕上がります。
ちなみに5個くらいの少量の餃子を焼く場合は、油と水の量を気持ち少なくしてください。
逆に一度にたくさんの餃子を焼く場合は、油の量はそのままで良いので、水の量を少し増やしてください。
ホットプレートを使った冷凍餃子の焼き方
冷凍餃子はホットプレートで焼くこともできます。
ホットプレートで焼く場合も、「大阪王将冷凍餃子」や「味の素冷凍餃子」などは、油と水は要りません。
先に紹介したフライパンを使った焼き方を参考に、同じように焼いてください。
そしてごく一般的な冷凍餃子は、油と水が必要です。
ここでは、一般的な冷凍餃子の焼き方をご紹介します。
冷凍餃子 | 25個程度 |
油 | 大さじ1 |
水 | 120ml(1/2カップ強) |
- ホットプレートに油を引き、220度(強)で熱する。
凍ったままの餃子をくっつかないように並べ、1分ほどかけて焼き色を付ける。 - 水を回し入れ、フタをして4分蒸し焼きにする。
- フタを取り、水気がなくなるまで2分ほど焼いたらできあがり。
ホットプレートで焼く場合も、餃子は凍ったままの状態でOKですよ。
ホットプレートが家に1台あるとホント便利で、普段遣いはもちろん、人を呼んだときにも大活躍します。
それでは、最後に揚げ餃子と水餃子の作り方を簡単にご紹介します。
揚げ餃子の作り方

揚げ餃子を作る時も、冷凍餃子は凍ったまま使います。
たっぷりの油を160〜170度くらいに温め、皮に焼き色が付くまで3分ほど揚げたら完成です。
ちなみに160度を見極めるには、菜箸を油に入れてみるといいです。
菜箸のまわりに細かい泡が立ったら適温です。
水餃子の作り方

水餃子を作る時も、凍ったままの状態で茹でます。
たっぷりの湯を沸かし、凍ったままの餃子を入れ、3分ほど加熱したら完成です。