ピーマンカレーのレシピをご紹介します。
ピーマンをたっぷり加え、市販のカレールウを使いながらも、まろやかで食べやすい味に仕上げます。
また、ピーマンをダブル使いするのもポイントです。
乱切りにしたピーマンを香ばしく焼き、みじん切りにしたピーマンをソースに溶け込ませることで、香りと食感の両方を楽しめます。
ピーマン特有の苦みがなく、子どもから大人までおいしく食べられる、本格派のコク旨カレーです。
材料
ピーマン | 5個(150g) |
鶏ももひき肉 | 200g |
玉ねぎ | 1個(200g) |
にんにく | 2片(10g) |
生姜 | 1片(5g) |
サラダ油 | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/8 |
こしょう | 少々 |
トマトペースト | 大さじ2 |
水 | 250ml |
カレールウ | 2かけ(40g) |
醤油 | 小さじ1 |
はちみつ | 小さじ1/2 |
ピーマンカレーのレシピ・作り方
野菜を切る

- ① ピーマン(5個:150g)は、3個を乱切りにしてそれぞれ6等分程度(仕上げ用)にします。
残り2個は粗みじん切り(ソース用)にします。 - ② 玉ねぎ(1個:200g)はみじん切り、にんにく(2片:10g)と生姜(1片:5g)もみじん切りにします。
乱切りは食感と彩りを残して存在感を引き立て、みじん切りはソースに溶け込んで深いコクと香りを加えます。
ピーマンの魅力をしっかりと生かした、ピーマンが主役のカレーに仕上がります。
ピーマンを焼く

- ③ フライパンにサラダ油(大さじ1)を熱し、乱切りにしたピーマンを中火で3分ほど焼き目をつけるように炒めます。
ピーマンをトングなどでつかんで取り出し、油はそのまま残します。
ソースにもよくなじみ、風味豊かで食べやすいカレーに仕上がります。
フライパンは内径24センチ程度を使うのがおすすめです。(詳しくはこちら)
にんにくと生姜を炒める

- ④ 同じフライパンにサラダ油(大さじ1)を足し、にんにくと生姜を中火で30秒炒めて香りを立たせます。
玉ねぎとピーマンを炒める

- ⑤ 玉ねぎと粗みじん切りにしたピーマンを加え、中火〜弱めの中火で、焦げないように調整しながら10分ほど炒めます。
玉ねぎがしっかり色づくまで、時々混ぜながらじっくり加熱してください。
鶏ひき肉を炒める

- ⑥ 鶏ももひき肉(200g)を加え、色が変わって火が通るまで中火で炒め、塩(小さじ1/8)・こしょう(少々)をふります。
トマトペーストを炒める

- ⑦ トマトペースト(大さじ2)を加え、2分ほどしっかり炒めて酸味を飛ばし、旨みを引き出します。
ルウを加えて煮込む
- ⑧ 水(250ml)を加えて沸騰させ、火を止めてカレールウ(2かけ:40g)を溶かします。
再び弱火にかけて5分ほど煮込みます。焦げないように時々混ぜてください。
ピーマンカレーの完成!

- ⑨ 醤油(小さじ1)とはちみつ(小さじ1/2)を加え、取り出しておいた乱切りピーマンを戻し入れます。
中火で3分ほど煮て、ピーマンの風味を全体になじませます。
器に盛り、ご飯を添えていただきます。
焼いたピーマンの香りと、ソースに溶け込んだやさしい甘み。
ひと口ごとに変化を感じる、奥行きのある味わいが楽しめます。
ピーマンが主役のコク深カレー、ぜひ一度試してみてください。
よくある質問(FAQ)
鶏ひき肉は他のひき肉で代用できますか?
代用は可能ですが、このレシピでは鶏ひき肉を使うと味が軽やかになり、ピーマンの香りと甘みがより引き立ちます。
中でも鶏ももひき肉は脂と旨みのバランスが良く、ソースになじみながらピーマンの風味をしっかり生かしてくれるので、特におすすめです。
ピーマンカレーは辛くないですか?子どもでも食べられますか?
このレシピではカレールウを使うため、辛さは選ぶルウの種類によって調整できます。
甘口ルウを選べば、お子さんでも食べやすい味に仕上がります。
フライパンの大きさはどのくらいがおすすめですか?
ピーマンカレーを作るときは、内径24センチ前後のフライパンを使うのがおすすめです。
このサイズなら、ピーマンや玉ねぎ、鶏ひき肉などの具材を炒めやすく、さらに炒めた具材がソースにほどよく浸かるため、ピーマンの風味が全体にしっかり広がります。
その結果、このレシピに合ったちょうどよい水分量で仕上がり、ピーマンの香りを存分に感じられるカレーになります。
もし24センチよりもかなり大きいフライパン(28センチなど)を使う場合は、水分が蒸発しやすくなります。
その際は、水の分量を大さじ2〜3(30〜45ml)ほど多めにすると、ちょうどよい仕上がりになります。
ピーマンを冷凍保存してから使ってもいいですか?
このレシピでは、ピーマンを焼いて香ばしさを出す工程が、カレーのおいしさを左右する大切なポイントです。
冷凍ピーマンでも調理は可能ですが、加熱すると水分が出やすく、食感がやわらかくなって焼き目もつきにくくなります。
そのため、生のピーマンを使ったほうが香ばしさも風味も際立ち、カレー全体の仕上がりがぐっと良くなります。
保存方法と日持ちはどのくらいですか?
ピーマンカレーは、粗熱を取ってから冷蔵で2〜3日ほど保存できます。
ただし、温め直す際に水分が飛んで味が濃くなりやすく、その分ピーマンの風味も感じにくくなります。
再加熱するときは、水を大さじ1ほど加えて調整すると、風味が保たれやすくなります。
なお、冷凍保存も可能ですが、ピーマンの食感が大きく変わってしまうため、このレシピでは冷凍はおすすめしていません。
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