ほんのりとした酸味と甘みが食欲をそそる、中華スープのおすすめレシピをご紹介します。
卵とトマトを具材にして、片栗粉でとろみをプラス。
口当たりの良い、コク旨なスープに仕上がります。
料理のポイントは、トマトをやや小さめに切ったうえで、すこし炒めて形を崩すことです。
そうすると、とろとろ感が増してスープとの一体感が生まれ、美味しさが格段にアップしますよ。
材料
トマト | 150g(1個) |
卵 | 1個 |
長ねぎ | 30g(1/3本) |
にんにく | 2g |
生姜 | 2g |
ごま油 | 大さじ1/2 |
鶏ガラスープの素 | 小さじ1と1/2 |
醤油 | 小さじ1 |
塩 | 小さじ1/4 |
片栗粉 | 小さじ2 |
水 | 350ml |
作り方

まず、トマト(150g:1個)を半分に切ってヘタを取り、2センチ角に切ります。
長ねぎ(30g:1/3本)を粗みじん切りにし、にんにく(2g)と生姜(2g)をみじん切りにします。

卵(1個)は、ボールに割り入れてよく混ぜます。

材料Aは、あらかじめ混ぜておきます。
Aは、鶏ガラスープの素(小さじ1と1/2)・醤油(小さじ1)・塩(小さじ1/4)・片栗粉(小さじ2)・水(350ml)です。

次に、フライパンにごま油(大さじ1/2)を引き、にんにくと生姜を軽く炒めます。

よい香りがしてきたら、トマトを加えます。

そして、ヘラで混ぜながら、中火〜弱めの中火で3分ほど炒めます。
3分炒めると、写真のように、トマトの2/3程度が崩れた状態になります。
トマトを崩して美味しく
トマトを少し長めに炒めることで、形を崩し、スープとの一体感を出します。
焦げないように火力を調整しながら、じっくり炒めてみてください。

トマトが良い具合に崩れたら、合わせておいた材料Aを再びよく混ぜて、加えます。
材料Aの中に含まれる片栗粉は沈殿しやすいので、必ず、よく混ぜてから入れてください。

続いて、ヘラでよく混ぜながら煮立たせ、沸騰してから1分ほど煮ます。
この工程は、ヘラでまめに混ぜてください。
そうすると、片栗粉が万遍なく混ざって、きれいなとろみが付きます。

1分煮たら、長ねぎを加え、溶き卵を細く回し入れます。
片栗粉のとろみで卵がふわふわに
溶き卵は、円を描くように細く加えるといいです。
スープに片栗粉のとろみが付いているので、卵はとても簡単にふわふわに仕上がります。

卵を少し固めたら完成です。

トマトと卵を使ったスープは、中国の家庭料理の定番です。
地域や家庭によって作り方に幅がありますが、今回のように片栗粉を加えてとろみを付けると、トマトと卵の味がよく馴染み、一体感のある味を楽しめます。
中華料理でありながらパン食との相性もいいので、トーストと合わせるのもおすすめです。
手軽に味変!
なお、このスープは、トマトのほんのりとした酸味が特徴的なので、お好みでラー油とこしょうをプラスすると、サンラータン(酸辣湯)風にいただくこともできますよ。
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