ポテトサラダの保存方法をご紹介します。
ポテトサラダを作り置きする方法は大きく分けて2つあります。
冷凍する方法と、冷蔵庫に入れる方法です。
ポテトサラダは冷凍保存できますが、その際のポイントは、水気対策をしっかりすること。
具材の水気を取り除くのはもちろんですが、水気の多い具材をそもそも使わないことも大切です。
それを怠ると、解凍した後に、ベチャッとしたポテトサラダになってしまいます。
ポテトサラダを冷蔵保存する場合は簡単です。
タッパーや保存袋などに入れ、冷蔵庫に入れるだけ。
日持ちは、2〜3日くらいと考えてください。
この記事では、ポテトサラダを上手に冷凍保存する方法と賞味期限、そして、冷凍ポテサラを使ったレシピをお伝えします。
ポテトサラダの冷凍
ポテトサラダを冷凍保存する方法です。
- ポテトサラダを小分けにして、保存袋に移す(もしくはラップで包む)。
- 中の空気をしっかり抜いて、冷凍庫に入れる。
日持ちの目安は、だいたい1ヶ月くらい。
食べるときは、冷蔵庫や常温で自然解凍します。
ただし、解凍後に美味しくいただくには、冒頭でもお伝えしたとおり、水気の少ないポテトサラダを作ることが大切です。
冷凍ポテトサラダ作りのコツ
水気の少ないポテトサラダを作るコツは次のとおりです。
冷凍することを前提にポテトサラダを作るなら、じゃがいも以外の野菜はなるべく入れない方がいいです。
きゅうりや人参、きゃべつなど、野菜たっぷりのポテサラも美味しいものですが、これらが入っていると、解凍する時に水気が出てしまいます。
ベチャベチャでまずいポテトサラダを食べるのは切ないものです。
また、ベースになるじゃがいもはもちろんのこと、具材の水気もしっかり取ってからポテトサラダを作るのも大事です。
ところで、もし、野菜たっぷりのポテサラを気軽に食べたいのなら、マッシュポテト(潰したじゃがいも)を作って、冷凍保存しておくという手もあります。
マッシュポテトを解凍した後に具材やマヨネーズを混ぜるだけで、ポテサラの完成です。
続いて、水気の出にくいポテトサラダのレシピをご紹介します。
ポテトサラダの冷凍向けレシピ
冷凍保存に向いたポテトサラダのレシピです。
具材は、じゃがいもの他には、ハムとチーズだけ。
水分が出にくいレシピになっています。
ジャガイモ | 1個 |
ハム | 2枚 |
チーズ | 3切れ(40g) |
塩こしょう | 少々 |
マヨネーズ | 大さじ3 |
※少量のコーンや玉ねぎを具材に加えるのもアリ。詳しくは下の文中参照。
- ジャガイモを皮付きのまま4等分し、水で濡らしたキッチンペーパーで包み、その上からラップをする。電子レンジ(500w)で3〜4分加熱し、皮をむいてフォークなどで潰す。
- ハムを細切りにし、チーズを適当な大きさに切る。
- 1・ハム・チーズを混ぜ、塩こしょうとマヨネーズで味付けしたらできあがり。
【工程1】
まず、ジャガイモ(1個)を皮付きのまま4等分し、水で濡らしたキッチンペーパーで包みます。
次に、その上からラップをします。(上の写真)
そして、電子レンジ(500w)で3〜4分加熱します。
チンし終えたら、熱いうちに皮をむき、フォークなどで潰します。
じゃがいもはしっかりめに潰した方がいいです。
【工程2】
続いて、ハム(2枚)を細切りにし、チーズ(3切れ)を適当な大きさに切ります。
このポテサラの具材は、ハムとチーズだけです。
お好みで、しっかり水気を拭き取ったコーン缶や玉ねぎ(薄切り)などをごく少量加えるのもアリですが、これらを加えると、解凍した際に少し水っぽくなります。
冷凍用のポテトサラダは、生野菜などの水っぽい具材を加えずに作ります。
【工程3】
最後に、じゃがいも・ハム・チーズを混ぜ、塩こしょう(少々)とマヨネーズ(大さじ3)で味付けしたら完成です。
ハム&チーズの旨味とマヨネーズの酸味で、美味しくいただけます。
冷凍庫にストックしておけば、いつでもポテサラを楽しめますよ。
お弁当カップに詰めて冷凍
ところで、ポテサラは、お弁当カップに詰めてから冷凍すると、凍ったままの状態でお弁当箱に入れられるので便利です。
お昼までには解凍されて、食べられるようになっています。
- ポテトサラダをお弁当カップに小分けにする。
- 1をカップごとタッパーに入れ、フタをして冷凍庫に入れる。
お弁当カップで冷凍する場合は、保存袋に入れて冷凍する方法と違って、ポテサラが冷凍中に空気に触れることになるので、早めに食べ切ってください。
日持ちは、2週間くらいです。
凍ったままお弁当箱に詰めると、冷たい状態が少し続くので、傷みにくいというメリットがあります。
ただし、過信は禁物。
先ほど紹介したレシピで作ったとしても、解凍すれば多少なりとも水気が出るので、それが傷む原因になることもありえます。
ですから、冷凍とは言え、涼しい季節のお弁当に限定するのがおすすめです。
お弁当にポテサラを入れたいのなら、当日の朝にさらっと作るのが、実は手軽でしかも安心です。
先ほどのレシピなら、たったの7分で完成。
忙しい朝でも苦になりません。
そのうえ、水っぽくなりにくいので、傷みにくいという特徴もあります。
「ポテトサラダのお弁当レシピ。傷みにくくするコツとともにご紹介。」という記事では、ポテトサラダをお弁当にする際の注意点を紹介しています。
- 水っぽい具材を控える
- なるべく当日の朝に作る
- 味付けを少し濃いめにする
- お弁当は涼しい場所に置く
リンク先もあわせてご覧ください。
冷凍ポテトサラダの使い方
冷凍したポテサラは、そのまま食べてもいいですし、他の料理にアレンジするのも楽しいものです。
ホワイトソースをかけてグラタンにしたり、衣を浸けてコロッケを作ったり、春巻きの皮で巻いて揚げても美味しいです。
最後に、ちょっと変わった冷凍ポテサラのアレンジレシピを1品ご紹介します。
ポテサラを春巻きの皮ではなく、餃子の皮で包むのもいいですよ。
おつまみにぴったりのお料理が、たったの5分で作れます。
ポテトサラダとチーズを餃子の皮で包み、少量の油で揚げ焼きにしたら完成です。
以上、ポテトサラダの冷凍保存と冷凍ポテサラの使い方でした。
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