飴色玉ねぎの作り方・レシピ。時短で簡単!

飴色玉ねぎの作り方
レシピ動画
時短&簡単!飴色玉ねぎの作り方

飴色玉ねぎの作り方を解説します。

飴色玉ねぎとは、飴色になるまで炒めた玉ねぎのこと。
炒め玉ねぎや焦がし玉ねぎと呼ばれることもあります。
料理に加えるだけでコクと旨味が格段にアップする優れモノで、使い道としては、カレーやハンバーグやスープなどの洋風レシピの隠し味として人気があります。

ただ、玉ねぎを普通に炒めるだけだとなかなか飴色にならないため、作るのに時間がかかるのが難点です。
そこで今回は、飴色玉ねぎを簡単に作れる時短ワザをご紹介します。

ポイントは、水分を素早く飛ばすことです。
玉ねぎの細胞をできるだけ破壊して水分を飛びやすくすることが大切で、具体的には次の2つのやり方が有効です。

  • みじん切りにして冷凍する
  • みじん切りにしてレンジで加熱する

みじん切りにして冷凍すると、たったの8分で飴色玉ねぎが作れます。
また、レンジで加熱すると、10分で作れます。

ちなみに、普通にみじん切りにして炒めるだけだと、30〜40分ほどの加熱時間が必要です。


材料

玉ねぎ 1〜2個
サラダ油か好みの油 玉ねぎ1個につき大さじ1

作り方

① みじん切りにして冷凍/炒め時間8分
  1. 玉ねぎを細かいみじん切りにする。(フードプロセッサーを使うと簡単。)
  2. 玉ねぎを保存袋に入れて冷凍する。
  3. フライパンにサラダ油を入れ、強火にかける。玉ねぎを入れ、ヘラで混ぜながら炒める。茶色く色づき始めたら、火を弱めて炒める。
    トータルの炒め時間は8分ほど。
② みじん切りにしてレンジ/炒め時間10分
  1. みじん切りにした玉ねぎを耐熱皿に広げ、ラップをかぶせずに、玉ねぎ1個につき電子レンジ(600w)で4分加熱する。(2個なら8分。)
  2. フライパンにサラダ油を入れ、強火にかける。玉ねぎを入れ、ヘラで混ぜながら炒める。茶色く色づき始めたら、火を弱めて炒める。
    トータルの炒め時間は10分ほど。

みじん切りにして冷凍

玉ねぎをみじん切りにして、冷凍してから炒めると、たったの8分で飴色玉ねぎが作れます。
この方法だったら、大量の玉ねぎでも短時間で飴色に仕上がります。

玉ねぎを包丁でみじん切りにする
玉ねぎをフードプロセッサーでみじん切りにする

なお、玉ねぎを細かくみじん切りにすればするほど、その分、早く飴色になります。
もちろん、包丁で切ってもいいですけど、フードプロセッサーを使うと簡単です。

参考:玉ねぎのみじん切り



冷凍保存した玉ねぎ
凍った玉ねぎをフライパンに入れる

みじん切りにした玉ねぎは、保存袋に入れて冷凍して、サラダ油を引いたフライパンに凍ったまま入れて炒めます。

冷凍保存しておくと便利

玉ねぎを冷凍する際には、保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
冷凍した玉ねぎは1ヶ月ほど日持ちするので、時間があるときにまとめて保存しておくと便利です。

参考:玉ねぎの冷凍保存


茶色く色づきはじめた玉ねぎ
飴色玉ねぎ

茶色く色づき始めたら火を弱め、飴色になるまで炒めたら完成です。

焦げつきにくくする方法

使用するフライパンは、テフロン加工のものがおすすめです。
テフロン加工のフライパンは、鉄製などとくらべると、玉ねぎの焦げがこびりつきにくいです。

なお、炒めている途中でフライパンに焦げがこびりついたら、火を弱めたうえで、水(小さじ1程度)を加えて、すみやかにヘラでこそげ取ってください。
そのまま炒め続けると、焦げすぎて失敗する原因になります。

みじん切りにしてレンジで加熱

玉ねぎを冷凍する時間がない場合や、飴色玉ねぎが今すぐにでも欲しいという場合は、「みじん切りにしてレンジで加熱」する方法をお試しください。

玉ねぎをレンジで加熱する
レンジで加熱した玉ねぎを飴色になるまで炒める

みじん切りにした玉ねぎは、耐熱皿のフチのぎりぎりのところまで広げて、ラップをしないで、玉ねぎ1個につき600wで4分ほどレンジで加熱します。
そうすると、10分程度の炒め時間で、飴色玉ねぎが作れます。

ラップなしで加熱

ラップをしないでレンチンすると、水分がしっかりと飛ぶので、そのあとに炒める時間が短縮できます。

ラップなしに抵抗がある場合

なお、玉ねぎをレンジで加熱したあとは、庫内に湿気がこもります。
また、玉ねぎの臭いが2〜3日残ります。
このあとすぐに使っても他の食品に臭いが移ることはありませんが、気になる場合は、次のように加熱してみてください。

「耐熱皿の上にキッチンペーパーを2枚重ねにしてのせ、その上にみじん切りにした玉ねぎを広げて、ふんわりとラップをかぶせる。玉ねぎ1個につきレンジ600wで4分ほど加熱する。」

玉ねぎの下にキッチンペーパーを敷くと、ラップを外してレンチンした場合と同じくらい水分が飛ぶので、同程度の炒め時間で飴色玉ねぎが作れます。



以上、飴色玉ねぎを短時間で作る方法を2つご紹介しました。

なお、冷凍やレンジでの加熱をせずに、普通に飴色玉ねぎを作るのはおすすめしません。
玉ねぎを40分間炒め続けるのはなかなかシンドいです。

それぞれの所要時間を比較すると下の表のようになります。
加熱時間に大きな差があるため、冷凍かレンジ、どちらかのやり方を試すといいですよ。

飴色になるまでの時間の比較
所要時間
冷凍してから炒める 8分
レンジで加熱後に炒める 10分
フライパンで普通に炒める 40分

飴色玉ねぎの冷凍保存

できあがった飴色玉ねぎは、冷凍して保存することもできます。

飴色玉ねぎの冷凍保存
冷凍する際には、保存袋に入れ、中の空気をしっかり抜きます。
日持ちは、1ヶ月くらいと考えてください。

料理に使うときには、解凍は不要です。
そのまま加熱調理すればOKです。

コメント

このお料理についてのご感想などをお寄せください。
サイト運営の参考にさせていただきます。
頂いたコメントには、2〜3日以内にメールアドレス宛に回答いたします。(詳細
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。
なお、頂いたコメント及びその後のメール等でのやり取りは、この欄でご紹介させていただく場合がございます。

関連レシピ