大根の保存方法として、冷凍はおすすめしません。
大根は、涼しい季節なら3日ほど常温保存することもできますが、基本的には、冷蔵庫で保存しながら使い切った方がいいです。
大根を冷凍すると、水分が抜けて筋っぽくなり、ぶよぶよした食感に変化します。
正直言って、冷凍大根はまずいです。
生のままの大根の食感をキープすることは難しいので、大根の冷凍はしない方がいいです。
この食感の変化は、生の大根を冷凍した場合も、茹でたり煮たりした大根を冷凍した場合も、同じくらい顕著です。
また、大根の切り方を変えても一緒。
千切りにしても大きめの輪切りにしても、同じような食感の変化が起こるので、おすすめしません。
- 【マズい】生のまま冷凍
- 【マズい】加熱して冷凍
ただ、大根をおろしてから冷凍した場合は、まだなんとか食べられます。
筋っぽさはあるので冷凍前とは異なりますが、食感の変化は少しわかりにくいです。
どうしても大根を冷凍したいという場合は、大根おろしだったら、ぎりぎりアリかもしれません。
大根おろしを冷凍する場合は、保存袋に入れて冷凍庫へ。
日持ちは1ヶ月ほどで、食べる際には、冷蔵庫に移して自然解凍します。
- 【少しマシ】おろして冷凍
大根は、冷凍保存には向かないので、冷蔵保存などで日持ちさせるのがおすすめです。
大根を長持ちさせるコツは、保存する前に、あらかじめ葉元を包丁で切ることです。
切り落とす際には、大根の頭の部分も一緒に少し切り落とします。
葉っぱや茎を残しておくと、大根の根の部分の栄養や水分が吸い取られてしまって美味しくなくなるので、買ってきたらまずはこの部分を切り落としてしまうといいです。
ちなみに、土付きの大根は、きれいに洗わずに、土が付いたまま保存する方が、日持ちしやすくなります。

こうして冷蔵した大根の保存期間は、10日程度と考えてください。
大根を長期保存したいのなら、干して乾燥大根を作るという手もあります。
乾燥大根にするのなら、皮ごと使えます。
皮を使うと、食感がややしっかりしますが、風味はいいです。

あとは、盆ザルの上に重ならないように広げて、たまに返しながら2日ほど天日干しするだけです。
日に当たるところだったら、屋内でもちゃんと乾燥します。
カラカラに乾いた大根は、湿気ないように保存ビンなどに入れると、常温で1ヶ月くらい日持ちします。

きんぴらや煮物にすると、美味しく食べられますよ。