春菊(菊菜)の茹で方をご紹介します。
春菊を上手に湯がくコツは、茎から先に茹でることです。
ほうれん草などの葉物全般に言えることですが、葉と茎とでは火の通りやすさが異なります。
ですから、火が入りにくい茎をはじめに茹でると、全体が美味しく仕上がります。

30秒経ったら、全体を湯に浸し、さらに20〜30秒茹でます。
トータルの茹で時間は1分くらい。
春菊の下ごしらえは、洗って茹でるだけなのでとても簡単です。
春菊の茹で方を覚えておくと、おひたし・胡麻和え・ナムルなどがすぐに作れるので便利ですよ。
春菊の茹で方
春菊の茹で方です。
春菊 | 1束 |
塩 | 小さじ1程度 |
- 春菊をきれいに洗う。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加え、春菊の茎だけを30秒ほど茹でる。
全体を湯に浸し、さらに20〜30秒茹でる。 - 春菊を冷水に浸し、軽く水気を絞る。食べやすい大きさに切っていただく。
写真をもとにレシピを説明します。
【工程1】
まず、春菊の茎に硬いところがある場合は、その部分だけ切り落とします。
ちなみに、茎が太い春菊は、硬いことが多いです。
茎が細いものを選べば、柔らかいので無駄なく食べられます。
次に、春菊をきれいに洗います。
春菊は、2〜3回ほど水を替えてゆすり洗いをします。
汚れている場合は、あらかじめ5分ほど水に浸しておくと、泥が落ちやすくなります。
【工程2】
続いて、鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加えます。
塩の量は、水1リットルにつき、小さじ1くらいがおすすめです。
塩を加えると、色鮮やかに茹で上がります。
そして、春菊の葉の部分をつかみ、茎だけを湯に沈めて30秒ほど茹でます。
春菊は、葉と茎の火の通りやすさが違うので、時間差で茎から茹でます。
茎から茹でると、全体が均一に茹で上がります。
30秒ほど経ったら、全体を湯に浸し、20〜30秒茹でます。
【工程3】
茹で上がったら、春菊を冷水に浸します。
冷水に浸したら、水の中で茎の切り口を揃えるのがおすすめ。
水から出して揃えるよりも、ずっとラクチンです。
茹でた春菊を冷水に浸すと、色止めの効果があるので、緑色が鮮やかに出ます。
最後に、水気を軽く絞り、食べやすい大きさに切ったら完成です。



小分けにしてラップで包んだうえで保存袋に入れて冷凍すると、1ヶ月ほど日持ちします。
加熱調理する時は、解凍せずにそのまま使えますし、おひたしなどにして食べたい場合は、自然解凍かレンジで解凍するといいです。