春菊の茎は無駄なく美味しく食べられます。
この記事では、春菊の茎の切り方と使い方、春菊の茎を使った簡単レシピをご紹介します。
春菊といえば、独特の苦味が気になるという方も多くいらっしゃいます。
でも実は、茎は、葉よりも苦味が少なめ。
ですから、苦味に関して言えば、茎の方がむしろ食べやすいです。
とはいえ、食感は当然のことならが葉の方がやわらかく、とりわけ、育ち過ぎている春菊の茎は、調理しても食感のかたさが際立ちます。
そのため、茎の中が空洞になっていたり、白くなっていたり、あるいは茎自体が太くなっていたりするものは、あらかじめ取り除いてから使ってください。
かたい部分を取り除きさえすれば、春菊の茎は、様々なお料理に使えます。
春菊の茎の切り方と使い方
春菊の茎の切り方は、冒頭の動画をご覧ください。
一般的には春菊の葉だけを料理に使うことが多いと思いますが、茎の活用の幅は意外と広いです。
茎だけが手元に残っている場合は、斜め切りにするなど食べやすい大きさに切れば、いろいろな料理に活用できます。
茎と葉を一緒につかうケースとしては、すき焼きや鍋料理などが挙げられます。
一方で、春菊を生のままサラダなどにする場合は、茎を取りのぞいて、葉だけをつかうと食べやすいです。
茎もつかえないわけではありませんが、かための食感が気になることも。
春菊の茎のレシピ
ここからは、春菊の茎を有効活用できるレシピをご紹介します。
茎だけを使った簡単料理3品です。
春菊の茎の味噌汁
1品めは「春菊の茎の味噌汁」です。
春菊の茎 | 10本(50g程度)※ |
えのき | 30g(1/3袋) |
長ねぎ | 10センチ |
卵 | 2個 |
味噌 | 大さじ1と1/2 |
水 | 350ml |
和風顆粒だし | 小さじ1弱 |
※春菊およそ1束分。
※※かつおだしなど他のだし汁でもOK。
- 春菊の茎とえのきを食べやすい長さに切り、長ねぎを小口切りにする。
- 水・和風顆粒だし・えのき・春菊の茎を鍋に入れ、火にかける。
沸騰したら卵を割り入れ、フタをして卵を半熟に固める。 - 味噌を溶かし入れ、長ねぎを加えたらできあがり。
ややクセのある春菊の味と、マイルドな卵の味がよく合います。
春菊の茎は軽く火を入れるだけで柔らかくなるので、食感もいい感じに仕上がります。
葉の部分は茎とくらべて苦味が強いので、茎よりもさらに短時間で、さっと火を通すのがポイントです。
詳しくはリンク先を参考にしてください。
春菊の茎のきんぴら
2品めは「春菊の茎のきんぴら」です。
春菊の茎 | 10本(50g程度)※ |
ごま油 | 小さじ1 |
塩 | 少々 |
白ごま | 小さじ1/2 |
酒 | 大さじ1/2 |
みりん | 大さじ1/2 |
醤油 | 小さじ1/2 |
※春菊およそ1束分。
- 春菊の茎を斜め切りにする。
- フライパンにごま油を熱し、春菊の茎を1分ほど炒める。
- Aを加え、汁気が無くなるまで炒め、塩で味を整える。
火を止め、白ごまを混ぜたらできあがり。
ごま油の風味が加わって、春菊の茎を美味しくいただけます。
おかずがあと一品欲しいという時におすすめのレシピです。
春菊の茎のベーコン炒め
3品めは、「春菊の茎とベーコン炒め」のレシピです。
春菊の茎 | 10本(50g程度)※ |
ベーコン | 1枚 |
オリーブオイル | 小さじ1 |
塩こしょう | 少々 |
※春菊およそ1束分。
- 春菊の茎を斜め切りにし、ベーコンを短冊切りにする。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、ベーコンを炒める。
少し焦げ目が付いたら、春菊の茎を加え、1〜2分ほど炒める。
塩こしょうで味を整えたらできあがり。
ベーコンのうま味で、春菊の茎の食べごたえがアップします。
また、炒めた卵を脇に添えると、彩りもきれいに仕上がります。
春菊の茎には残りものというイメージがありますが、アイデア次第で十分美味しくいただけます。
お弁当のおかずにするのもいいですよ。
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