卵のカラザの栄養と取り方を解説!カラザは食べられる。

投稿日:2020年2月24日 更新日:

卵のカラザの簡単な取り方

卵のカラザ(からざ)に含まれる栄養と、カラザの取り方について解説します。

カラザ(卵)
カラザとは、卵の黄身の脇にある白いひも状の物質で、白身の一部です。

黄身の上下2ヵ所についていて、黄身が殻の中でぐるぐると回転してしまうのを防ぐ役割があります。


このカラザは、見た目がちょっと気持ち悪いので、体に悪いのでは?と思う方もいらっしゃいます。

でも実は、まったくの逆。
カラザには、健康を維持するために役立つ栄養が豊富に含まれています。

カラザに含まれる栄養

カラザの主成分はタンパク質です。
さらに、「シアル酸」という大事な成分も含まれています。

このシアル酸は時々テレビなどでも話題になる成分で、抗がん作用や、インフルエンザウイルスの増殖を抑える効果があると言われています。

  • 抗がん作用
  • インフルエンザウイルスの増殖を抑える

ですから、栄養面から言えば、カラザは、取らずにそのまま料理に使う方がおすすめ。
わざわざ取り除いてしまうのは、すごくもったいないです。


カラザを取る方が良い場合

ただ一方で、カラザを取った方が良い場合も、ないわけではありません。

カラザは、味はほぼ白身と一緒ですが、作る料理によっては食感がやや残ることがあります。

カラザを取った方が良い料理(だし巻き卵)
そのため、カスタードクリームやだし巻き卵のようなデリケードなお料理を作る時には、取り除いて使う方が繊細な食感に仕上がります。
カラザを取った卵かけご飯
また、卵かけご飯など、卵を生のまま使う場合で、見た目を少しでも良くしたいという時には、カラザを取り除くのもアリです。

卵のカラザの取り方

カラザの取り方は、冒頭の動画を参考にしてください。

カラザの取り方(箸)

基本的には、カラザは箸で取り除きます。

まず、箸でカラザをつかみます。


カラザを箸で取る

そして、そのままスッとすくい上げれば、お終いです。


カラザの取り方(スプーン)

箸で取るのが難しい場合は、スプーンを使ってもいいです。

まず、スプーン2本でカラザをつかみます。


スプーンを使ったカラザの取り方

そして、スプーン2本でカラザを卵から切り離し、そのまますくい上げたらお終いです。

慣れると結構簡単です。
ただ、先ほどもお伝えしたとおり、カラザには栄養が豊富に含まれているので、無理して取り除く必要はないですよ。

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