玉ねぎをまるごと使った、美味しいオニオンスープの作り方をご紹介します。
とろっと柔らかい食感がやみつきになる、定番の玉ねぎスープのレシピです。
美味しく作るコツは、玉ねぎがクタッと柔らかくなってスープとの一体感が出るまで、加熱時間を十分に取ることです。
玉ねぎをじっくりと加熱する効果は絶大で、辛味成分が分解されて甘みが引き立ち、満足度の高い味に仕上がります。
レンジと鍋を併用すれば、短時間で簡単に、食感が柔らかくて優しい甘みのあるオニオンスープが作れます。
わが家でも人気のレシピです。
材料
玉ねぎ | 中2個 |
ベーコンハーフ | 5枚 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
顆粒コンソメ | 大さじ1 |
水 | 500ml |
塩こしょう | 少々 |
パセリ | 好みで少々 |
作り方
- ① 玉ねぎ(中2個)の皮をむき、玉ねぎの頭の方に、十字の切れ目を半分くらいの深さまで入れます。
玉ねぎに切れ目を入れる
玉ねぎにあらかじめ十字の切れ目を入れると、火が通りやすく味がしみやすくなるので、スープが美味しく仕上がります。
- ② ベーコンハーフ(5枚)は1センチ幅の短冊切りにして、パセリ(少々)を使う場合は、みじん切りにします。
パセリは、乾燥パセリでも構いません。
生でも乾燥でも、あれば彩りが良く風味も広がりますが、なくても十分美味しく食べられます。
- ③ 玉ねぎを耐熱皿の上に並べ、ふんわりとラップをかぶせて、電子レンジ(600w)で8分加熱します。
レンジで時短&とろっと柔らか
ちなみに、このレシピではレンジで8分、鍋で10分、トータルで18分加熱しますが、鍋で煮るだけの場合は、同じくらいとろっと柔らかい食感にするには、最低でも30分はかかります。
- ④ 小さめの鍋にオリーブオイル(大さじ1)を熱し、ベーコンが少しこんがりとするまで炒めます。
オリーブオイルがない場合は、サラダ油でもいいです。
また、鍋が小さくて炒めにくい場合は、別のフライパンなどでベーコンを炒めて、小さい鍋に移してもいいです。
小さめの鍋を使う
ベーコンを炒めたら、そのあとに、この鍋に玉ねぎや水を入れて煮ます。
その際に、できるだけ玉ねぎ全体がスープに浸った方が味がしみやすいので、小さめの鍋を使うことをおすすめします。
一番ぴったりなのは、直径14〜15センチくらいの鍋です。
小ぶりな鍋がない場合は、玉ねぎをスープに浸かりやすくするために、玉ねぎを半分に切るのもアリです。
玉ねぎがゴロンと入った見た目のインパクトはなくなりますが、切った分、さらに柔らかく味がしみやすくなります。
玉ねぎを切りたくない場合は、水と顆粒コンソメの量を増やすといいです。
水「500ml」に対して顆粒コンソメ「大さじ1」の割合を目安に、玉ねぎがひたるくらいまでスープを増やしてください。
- ⑤ ベーコンがこんがりとしたら、レンジで加熱した玉ねぎ・顆粒コンソメ(大さじ1)・水(500ml)・こしょう(少々)を加えます。
- ⑥ 沸騰したらフタをして、10分ほど煮ます。
- ⑦ 10分煮たら、お好みで塩(少々)で味を整えます。
時間がある場合はそのまま冷ます
このスープは、10分ほど煮れば、玉ねぎがとろっと柔らかくなって美味しく食べられます。
ただ、時間に余裕がある場合は、フタをしていったん冷まして、玉ねぎに味を染みさせてから温め直すと、さらに味馴染みが良くなります。
- ⑧ 器に盛り、お好みでみじん切りにしたパセリをトッピングしたら完成です。
玉ねぎとベーコンとコンソメは、定番の組み合わせなだけあって、やはり安定の美味しさです。
柔らかく煮た玉ねぎにはほのかな甘みがあり、コンソメのコクがしっかりと染み込んでいて、深みのある味を楽しめます。
また、ベーコンの旨みがところどころにあることで、味にメリハリがついて、玉ねぎの味がより引き立ちます。
このオニオンスープは、基本的にはパン食と合わせやすい洋風スープですけど、優しい味なので、和風の献立にも比較的合わせやすいです。
なお、すこし味変したい場合は、仕上げに粉チーズを散らしたり、粒マスタードを加えたりしてアレンジするのもいいですよ。
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