冷凍よりも冷蔵!うどの保存方法。冷蔵は紙で包むのが長期保存のコツ

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うどの保存方法と冷凍

うどの上手な保存方法を解説します。

葉が青々とした「山うど」でも、全体が白っぽい「白うど(軟白うど)」でも、保存方法は同じです。

うどは、気温の上昇に弱い食材なので、常温での保存には不向き。
ですから、入手したら、すみやかに冷蔵庫に入れるのが基本です。

冷凍は色も味も食感も変わる

また、うどを冷凍することも、一応できます。
でも、個人の感覚によって、アリかナシかは大きく分かれます。
うどを冷凍&解凍すると、色も食感も味も、だいぶ変わってしまうためです。

冷凍して解凍したうど 右の写真は、生うどを酢水に浸けてから冷凍したものです。

酢で色止めしているにもかかわらず、かなり変色している様子がお分かりいただけると思います。


うどを茹でてから冷凍した場合も同様で、似たように変色します。
また、生であっても茹でたものでも、冷凍すると食感がやや柔らかくなり、エグミや苦味も感じやすくなります。

煮物など、食感が柔らかくて色が茶色いお料理には使えないこともありませんが、うどを冷凍する場合は、こうした変化をあらかじめ知っておいてください。

この記事では、うどの保存方法・冷凍方法を詳しく解説します。

丸ごと冷蔵保存

うどを丸ごと冷蔵保存
まず最初に、うどを丸ごと保存する方法を解説します。

すでにお伝えした通り、うどは常温保存には適さないので、入手したらすぐに冷蔵庫の野菜室に入れます。

その際のポイントは、全体が見えなくなるように新聞紙(もしくは他の紙類)で覆ったうえで、ビニール袋で密閉することです。

冷蔵での日持ちは1週間

紙と袋で二重に覆うことで、大敵である「乾燥」と「湿気」と「光」からうどを守ります。
このようにして保存すると、うどは1週間ほど日持ちします。

ただ、うどの風味は、収穫したあとの時間の経過とともにどんどん失われていくので、なるべく早めに食べ切ることをおすすめします。

光を遮断して冷蔵保存

光を遮断することは、うどを保存するうえで、とても大切です。
光を当て続けると、食感が硬くなり、また、エグミや苦味も感じやすくなります。

白うどは特に光に弱い

うどには「山うど」と「白うど」の2種類がありますが、そのうちの「白うど」は、光を一切当てずに栽培(軟白栽培)することで、味を食べやすく食感を柔らかくしています。

ですから、入手したあとに光を当て過ぎると、せっかくのこうした特徴が失われてしまいます。

切って冷蔵保存

続いては、丸ごとのうどではなく、切ったうどの保存についてです。

うどはアクが強い食材なので、皮をむいたり切ったりすると、すぐに切断面が茶色く変色していきます。

酢水や塩水にひたすことで色止めの効果が期待できますが(やり方は後述)、ひとたび切ってしまうと、変色するだけでなく、風味まで損なわれやすくなります。

そのため、うどを保存する際には、必要以上に皮をむいたり、細かく切ったりするのは避けた方がいいです。
一度に食べる分だけの皮をむいて切るのがおすすめです。

残ったうどの冷蔵保存

皮をむいてカットしたうどの保存方法
残ったうどは、具体的には、次のように冷蔵保存します。

切り口をラップで覆って、全体を新聞紙などの紙類で包み、ビニール袋で密閉して、冷蔵庫の野菜室に入れます。

日持ちは1週間。
ある程度小さくなったら、全体をラップで覆って、4〜5日中に使い切ってください。

なお、切り口は、時間の経過とともに茶色っぽくなっていくので、使う時には、その部分を少しだけ薄く削いでから使うといいです。
切り口の部分も無駄なく使いたい場合は、その部分をあらかじめ酢水に10分ほど浸けてからラップで覆うと、いくぶん変色しにくくなります。


カット済みうどの冷蔵保存

うどのアクを抜く
アクを抜く
うどを保存袋に入れて密閉する
密閉する

こちらは、皮をむいてカットしたうどの冷蔵保存の方法です。
カット済みのうどを保存すると風味は少し落ちますが、それでもあえて保存したい場合は、このやり方を参考にしてください。

まず、うどを酢水か塩水に10分ほどひたします。

酢水だったら、水200mlに対して酢小さじ1。
塩水だったら、水200mlに対して塩小さじ1/5を混ぜます。

そして、水気をしっかりと切って、ラップでぴったり包むか、あるいは、保存袋に入れて中の空気をしっかり抜きます。

うどは、空気に触れると変色しやすくなるので、酢水や塩水で色止めした後も、なるべく空気にさらさないことが大切です。
そのうえで、半日〜1日くらいで使い切ってください。

酢水と塩水の効果の違い

酢水や塩水に浸ける理由は、うどのアクを抜くことで、エグミや苦味を抑えるとともに、変色しにくくするためです。

うどと言えば酢水にひたすのが一般的で、実際に、酢水と塩水にひたしたものを食べくらべると、味に関しては、酢水にひたした方が少し食べやすくなります。

でも、変色を抑える効果に関しては、塩水の方が少し上。
カットしたうどを長時間保存するのは基本的にはおすすめしませんが、どうしても半日とか1日置きたいという場合は、塩水にひたした方がやや変色しにくいです。

より詳しく:うどのアク抜きの方法

皮の冷蔵保存

うどの皮のアクを抜く
アクを抜く
うどの皮を保存袋に入れて密閉する
密閉する

続いては、うどの皮の保存についてです。

うどは、捨てる部分がない優秀な食材。
残った皮も、無駄なく使えます。
しかも、皮は身の部分よりも風味が強いので、捨てるのはもったいないです。

残った皮をすぐに調理できないのなら、塩水か酢水に10分ほど浸して保存袋に入れれば、1〜2日くらいだったら変色をおさえることはできます。
塩水と酢水の作り方は、先に紹介した分量と同じです。

うどの皮のきんぴら うどの皮は「きんぴら」にすると美味しいですよ。

冷凍保存

最後は、うどの冷凍保存についてです。

冷凍する前のうど
冷凍前
冷凍して解凍したうど
解凍後

うどは、生のまま冷凍しても、茹でてから冷凍しても、茶色っぽく変色します。
また、いずれの場合も、同じくらい食感が柔らかく変化しますし、エグミや苦味も感じやすくなります。

こうした変化を承知したうえで冷凍保存してください。

うどを冷凍する方法

冷凍の手順は、うどを調理しやすい大きさに切り、酢水(もしくは塩水)に10分ほどさらして、水気を切ってから保存袋に入れます。
そして、袋の中の空気をしっかり抜いて、冷凍庫に仕舞います。

日持ちは1ヶ月で、解凍は不要。
凍ったまま料理に使えます。

ただ、冷凍うどは、生食にはまったく向きません。
また、見た目の白さやシャキシャキした食感をいかすお料理にも不向きです。
煮物など茶色く柔らかくしてしまうお料理だったら、使えないことはありません。

冷凍うどは、うどの持ち味である風味や色や食感をほとんどいかせないので、できるだけ冷凍しないで、冷蔵保存までで食べ切るのがおすすめです。
冷蔵でも1週間は持ちますので、長期保存できる部類だと思います。


以上、うどの保存についてお伝えしました。

うどを保存するうえでベストなのは丸ごと冷蔵することですが、そうは言っても、早めに食べきる方がやはり美味しいです。

もし、うどがなかなか使い切れないという場合は、こちらのレシピを参考にしてください。
どれもうどを大量消費できるうえに、とても美味しくて食べやすいですよ。

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