トーストの基本の焼き方。食パンを高温短時間で美味しく!

トースト(食パン)の焼き方

トースト(食パン)の焼き方を解説します。

トースターを使うと、食パンがふんわりサクサクの軽い食感に焼けます。
焼き時間は、2〜4分ほどです。

食パンはフライパンやグリルでも焼くことができますが、トースターで焼くと、トーストらしい軽やかな食感が最も際立ち、焼き方も一番簡単です。

美味しく仕上げるコツは、高温で短時間で焼くことです。

材料

調理時間4分
食パン 1〜2枚

トースターを使った焼き方

  1. トースターに温度(ワット)設定がある場合は、数値を一番高くして、十分に温めます。
  2. 食パンの上下に注意して、下側をトースターの奥に向けて並べます。
    (下側の辺は真っ直ぐになっています。詳しくは下の文参照。)
  3. すぐに扉をしめ、こんがりとするまで2〜4分ほど焼きます。

食パンの下側を奥に向ける

食パンの上下
食パンをトースターに入れる際には、食パンの「上下」に注意して、「下側」をトースターの奥に向けて並べるのがおすすめです。

食パンの上側は、密度が低く、ふわふわとした食感で熱が通りやすくなっています。
一方、下側は密度が高く、モチモチとした食感で熱が伝わりにくいのが特徴です。

トースターは、奥の方が比較的温度が上がりやすいので、熱が通りにくい下側を奥に向けて入れると、焼きムラがなく均一に焼けます。

食パンの上下の見分け方

食パンの上下というのは、食パンが焼かれた時の上下のことです。

山型の食パン
たとえば山型の食パンは、上側が膨らんでいて、下側は真っ直ぐになっています。

同じように、四角い食パンにも上下があります。
それを見分ける方法は2つあります。

1つめは、袋に入っていた状態を覚えておくこと。
食パンは、焼いた時の状態と同じ向きで袋に入っています。

2つめは、食パンの耳の部分に注目することです。

食パンの耳の下側
下側
(耳がシワシワ)
食パンの耳の上側
上側
(耳がツルツル)

四方の耳のうち、一番シワシワで、触るとザラザラしているのが下側です。
逆に、ツルツルで見た目もきれいなのが上側です。
同じ1枚の食パンでも、よく見ると、上下で大きく異なります。

高温短時間で焼く

予熱したトースターに食パンを入れる
焼き上がったトースト

また、食パンをトースターで焼く際には、高温で短時間で焼き上げることもとても大切です。
そうすると、外はサクサク、中はふんわりと焼き上がります。
そのためには、あらかじめ一番高い温度もしくはワット数に設定して、十分に予熱して温めておくことが必要です。

食パンを低温でだらだら焼くと、水分が失われてパサパサしやすくなり、外側と内側の食感の差が感じられにくくなります。
また、風味も乏しくなります。

フライパンを使った焼き方

フライパンを使ったトースト(食パン)の焼き方

ちなみに、フライパンを使って食パンを焼くと、トースターとは対照的に、ややどっしりとした重めの焼き上がりになります。
パンの内側の水分が蒸発しにくいため、内側はしっとり、外側はカリッとします。
内と外の食感の差が、最も際立つ焼き方です。

焼き方の手順は、フライパンをしっかりと温め、食パンを1分半〜2分焼いた後、ひっくり返して40秒〜1分ほど焼きます。
詳しくは、「フライパンを使ったトースト」で解説しています。

グリルを使った焼き方

グリルを使ったトースト(食パン)の焼き方

一方、グリルで焼くと、トースターとフライパンのちょうど中間くらいの食感に仕上がります。
内側は、少ししっとりとしていますが、ふんわりとした食感も感じられます。
外側は、ほどよい軽さがありながらも、カリッとした仕上がりになります。

なお、魚焼きグリルでトーストを焼くと、パンに魚の臭いがつくのではと心配になるかもしれません。
でも、その点は大丈夫です。
食パンを焼いている間は、パンの水分が勢い良く蒸発しています。
その水蒸気によってパンがガードされるため、パンには魚の臭いはつきません。

焼き方の手順は、グリルをしっかりと温め、上火を中火、下火を弱火にして、食パンを40秒焼いてからひっくり返して、さらに40秒焼きます。
詳しくは、「グリルを使ったトースト」を参考にしてください。

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