栗ご飯の土鍋レシピ。2合3合の炊き方!栗を軽く茹でるのがコツ。

栗ご飯を土鍋で
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土鍋で美味しく!栗ご飯の炊き方

土鍋を使った栗ご飯の炊き方をご紹介します。

塩と酒だけで味付けした、飽きの来ない栗ご飯のレシピです。

炊飯器と土鍋の違い

土鍋で炊くご飯はとても美味しいものですが、土鍋の内部は炊飯器のような密閉された状態ではないため、栗までしっかり火が通らないことがあります。

そこで、今回ご紹介するレシピでは、あらかじめ、栗を少し加熱。

栗を茹でる
先に栗を5分ほど茹で、そのまま30分置いてから、お米と一緒に土鍋で炊きます。

そうすることで、栗が柔らかく仕上がるのはもちろん、調理の時に、皮も剥きやすくなりますよ。


2合・3合の分量を紹介

なお、レシピの分量は2合分になっていますが、3合の場合の分量も載せています。

また、もち米を混ぜて炊くレシピになっていますが、普通の米だけで炊いてもOK。
もち米を使わないと、よりさっぱりとした味に仕上がります。


材料

2合分:調理時間90分
400〜500g(正味250〜300g)※1
普通の米 1と2/3合 ※2
もち米 1/3合 ※2
小さじ1
大さじ1/2
400ml
  1. 殻付きの栗は、1袋400〜500gくらいで売られていることが多いです。
  2. 普通の米(うるち米)を合計2合にしても同じように作れます。

3合に増やす場合の分量

上のレシピは2合分になっていますが、3合に増やしたい場合は、調味料と水の量を下の表の通りに変更してください。

米の全量を普通の米(うるち米)に変更する場合も、下の分量でOKです。
栗に関しては、もともと少し多めに入れているので、そのままの量で十分です。

二合 小さじ1 大さじ1/2 400ml
三合 小さじ1と1/2 大さじ3/4 600ml

作り方

栗を鍋で茹でる

まず、栗(400〜500g:1袋)を鍋に入れ、かぶるくらいの水を注ぎ、火にかけます。

そして、沸騰してから5分茹で、鍋に入れたまま30分置いて冷まします。

栗をかるく茹でる

栗をあらかじめさっと茹でると、皮がむきやすくなります。

単に皮を剥きやすくするだけなら、2〜3分くらい茹でるだけも十分ですが、ここでは、栗にあらかじめ少し火を入れるため、5分茹でて30分置きます。
そうすると、土鍋を使っても、栗がかたい仕上がりにならずに済みます。



栗の皮の剥き方

次に、栗の皮を剥きます。

まず、栗の平たい部分を下にして置き、栗のお尻の部分に包丁を入れます。

包丁を使った栗の皮の剥き方
そして、最後まで包丁を入れずに、下の皮を包丁で押さえながら、身を手前に引きます。

そうすると、皮の一部が簡単に剥けます。


栗の鬼皮の剥き方

皮の一部が取れれば、残った鬼皮は手でも剥けます。

包丁を使った栗の鬼皮の剥き方
手で剥きにくい場合は、包丁を栗の切れ目に引っ掛けて、皮を引っ張るようにして剥いてください。

包丁を使った栗の渋皮の剥き方

栗の表面は、茹でて少し柔らかくなっているので、渋皮を剥くのはラクです。

包丁で軽く剥けます。

栗の剥き方が分かりにくい場合は、「栗の皮むき」でより詳しく解説していますのでご覧ください。

皮を剥いた栗
栗は中心部分はまだ生ですが、表面は火が入っているので、鮮やかな黄色をしています。


米の洗い方

次に、普通の米(うるち米:1と2/3合)ともち米(1/3合)を合わせ、きれいに洗います。

参考:米の洗い方(研ぎ方)


米の浸水のさせ方

そして、たっぷりの水(適量)に米を30分ほど浸します。

30分経ったら、米をザルに上げ、水気を切ります。


栗ご飯の土鍋を使った炊き方

続いて、米を土鍋に入れ、水(400ml)・塩(小さじ1)・酒(大さじ1/2)を加え、栗をのせます。



土鍋で栗ご飯を炊く

そして、フタをして火にかけ、沸騰したら弱火で15分炊きます。

15分経ったら火を止め、フタをしたまま10分蒸らします。


土鍋で炊いた栗ご飯

炊き上がりはこんな感じです。


土鍋で炊いた栗ご飯

栗の食感はホクホクとして柔らか。
崩れやすいので、さっくりと混ぜて茶碗に盛ってください。

とは言え、細かく砕けた栗がところどころにあるのも美味しいもの。
ご飯ともよく馴染みますよ。



栗ご飯の炊飯器レシピ
ところで、炊飯器で栗ご飯を炊くのなら、こちらの「栗ご飯」のレシピがおすすめです。

今回ご紹介した栗ご飯と同じく、塩と酒だけのシンプルな味付け。
合わせて是非参考にしてください。

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