落とし卵(ポーチドエッグ)の一番簡単な作り方をご紹介します。
電子レンジで1分ほど加熱するだけで作れます。
完成したポーチドエッグは、ベーコンや野菜と合わせたり、トーストにのせたり、味噌汁やスープの具材にしたりと、幅広いお料理に使えます。
材料
卵 | 1個 |
水 | かぶるくらい(100ml程度) |
作り方
- 卵を小さい耐熱容器に割り入れ、卵黄を竹串で3ヶ所刺し、水を注ぐ。
- 電子レンジに入れ、ラップをしないで600Wで1分加熱する。ゆるい場合は、10秒ずつ追加で加熱する。
- 卵を網じゃくしに移し、水気を切ったらできあがり。
まず、小さい耐熱容器に卵(1個)を割り入れ、竹串や楊枝を使って卵黄に3ヶ所穴を開けます。
そして、かぶるくらいの水(100ml程度)を注ぎます。
卵をアタマまで完全に水に浸ける
小さめの容器を使ったうえで、アタマまで完全に水に浸かった状態で卵を加熱すると、仕上がりの見た目が良くなります。
容器は内径7〜10センチくらいのものがおすすめで、背が高くない来客用の湯呑みや小さめのボールがあれば、そうしたものを使ってください。
ちなみに、容器が大きかったり、また、水の量が少なくて卵のアタマが出ていたりしてもできないことはありません。
大きい器を使うと卵白が横に広がりやすくなり、また、水が少ないと水から出ているアタマの部分の加熱が不十分になりやすいためです。
続いて、電子レンジに入れて、ラップをしないで600Wで1分加熱します。
ゆるい場合は、10秒ずつ追加で加熱してください。
追加の加熱は短めに
レシピどおりに1分加熱すると、卵の表面だけが柔らかく固まります。
卵黄はかなりゆるい状態ですが、あまり加熱しすぎると卵白が硬くなりますし、卵自体が破裂しやすくなります。
ですから、追加で加熱するとしても、卵白が白く固まる程度(追加で10〜20秒くらいまで)にとどめるのがおすすめです。
卵を網じゃくしに移し、水気を切ったら完成です。
表面がツルンとした半熟状のポーチドエッグ(落とし卵)が作れます。
ごく普通のポーチドエッグは、鍋に湯を沸かして卵を割り入れて作りますが、レンジを使う方法であれば、あっと言う間に完成します。
覚えておくと、忙しい日の朝食にも便利ですよ。
この方法を試すにあたって
なお、生卵をそのまま電子レンジで加熱すると爆発する危険性がありますが、今回の方法では、黄身の表面の膜に穴を3箇所あけ、なおかつ、卵全体を水に浸けることにより、爆発を防いでいます。
当サイトではこれまでに何度もこの方法で生卵を加熱しており、卵が爆発することもなく、毎回美味しくいただいています。
ただ、生卵をレンジで加熱すると爆発するリスクがあるということを踏まえたうえで、この方法を試す際には十分に注意してください。
ところで、当サイトでは、鍋を使った「ポーチドエッグ(落とし卵)の作り方」もご紹介しています。
リンク先もぜひ参考にしてください。
また、今回ご紹介したレシピとまったく同じ方法で、温泉卵や半熟卵も作れます。
詳しくは、「レンジで簡単!温泉卵・半熟卵」をご覧ください。
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