
トマトやミニトマトの皮を簡単にむきたいときは、湯むきするのがおすすめです。
お湯にさっとくぐらせて冷水にとるだけで、皮がスルッとむけて、はじめてでも失敗しにくい方法です。
この記事では、トマトの湯むき方法を写真つきでわかりやすく解説します。
また、「火であぶる・冷凍・電子レンジ」など、他の皮むき方法もご紹介。
ミニトマトの湯むきのコツや、皮をむいたトマトの保存方法についても詳しくまとめています。
トマトの皮をむく理由
なぜトマトの皮をむくのかというと、料理によっては皮の食感が気になるからです。
例えば、トマトソースや炒め物、煮物などでは、皮が残っていると舌触りが悪く感じることもあります。
逆に、気にならない料理であれば、無理にむく必要はありません。
用途に応じて使い分けられると便利です。
トマトの湯むきのやり方(基本の皮むき方法)
まずは基本の湯むきの手順をご紹介します。
普通のトマトを湯むきする手順

- ① トマトのヘタを包丁でくり抜いておくと、あとで皮がむけやすくなります。
- ② 鍋にお湯を沸かし、トマトを10秒ほど湯にくぐらせます。
- ③ 熱湯から取り出したらすぐに冷水に浸します。

- ④ 指でやさしく皮を引っ張ると、簡単にむけます。
これで湯むき完了です。
普通のトマトを湯むきして使う料理として、トマトマリネのレシピも参考にしてください。
ミニトマトを湯むきするコツと注意点

- ① 表面に軽く十字の切れ目を入れておくと皮がめくれやすくなります。
見た目を重視したい場合は、省略しても構いません。
- ② お湯を沸かし、ミニトマトをさっと湯にくぐらせます。
普通のトマトよりも短時間でOKです。 - ③ すぐに冷水に移します。

- ④ 切れ目から皮をむきます。
切れ目を入れていない場合は、ヘタ部分からむいてください。
ミニトマトを湯むきして使う料理として、ミニトマトのピクルスやミニトマトのはちみつ漬けのレシピも参考にしてください。
【時短】火であぶってトマトの皮むき

こちらは、トマトを火であぶって皮をむく方法です。
- ① トマトの表面に十字の切れ目を入れます。
- ② ヘタにフォークを刺して、ガスコンロの直火で20秒ほどあぶると、皮が焦げて自然にめくれてきます。
- ③ そのまま冷水にとって、皮をむけば完了です。
湯むきよりも手軽で、意外とスルッとむけます。
【保存も兼ねる】冷凍トマトの皮むき
トマトを丸ごと冷凍しておくと、解凍時に皮が簡単にむけます。
冷凍したトマトを水に浸けるだけで、皮が自然と浮いてきます。
ただ、冷凍すると水分が多くなるため、トマトの食感はやややわらかくなります。
トマトソースや煮込み料理など、加熱調理向きの方法です。
- ① トマトを冷凍庫に入れて凍らせます。
- ② 凍らせたトマトを水に浸します。
ただし、冷凍中に自然と亀裂が入ることもあるため、切れ目を入れなくても比較的むきやすくなります。
手間を省きたいときは、切れ目を入れずにラップで包んでそのまま冷凍しても問題ありません。

- ③ 手で皮をむいたら完了です。
【手軽さ重視】電子レンジでトマトの皮をむく方法
少し変わった方法として、電子レンジで加熱するやり方もあります。
湯むきなど他の3つの方法ほどスルッとはむけませんが、生のままよりはずっと簡単です。
- ① トマトに十字の切れ目を入れ、耐熱皿にのせてラップなしで600Wで30〜40秒加熱します。
- ② 加熱してほんのり温かくなったら、冷水に浸します。

- ③ 切れ目から皮をむけば完了です。
湯むきトマトの保存方法(冷蔵・冷凍の日持ち目安付き)

皮をむいたトマトは密閉容器や保存袋に入れて保存します。
冷蔵なら2日、冷凍なら1ヶ月を目安に早めに使い切りましょう。
冷凍の場合は加熱料理に使うのがおすすめです。
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