もやしの下ごしらえ(下処理)のやり方をご紹介します。
もやしは、基本的には、袋から出して、洗わずにそのまま加熱するだけで美味しく食べられます。
ただ、場合によっては、加熱前にひと手間かけた方がいいことも。
たとえば、次のようなケースがそれに該当します。
1つめは、買ってから日にちが経過した場合や、ニオイが気になる場合。
2つめは、もやしのシャキシャキとした食感を際立たせたい場合です。
根のモサモサした食感がなくなるためです。
ただ、ひげ根を取ってしまうと、せっかくの栄養がムダになってしまいますし、切り口から旨味も逃げやすくなるので、ケースバイケースで判断してください。
この記事では、上の2つの下ごしらえ(下処理)の方法に加えて、「鍋で湯がく方法」と「レンジでチンする方法」についてもお伝えします。
- 鍋
- レンジ
鍋での茹で時間は、だいたい30秒。
レンジでの加熱時間は、1袋あたり3分ほどです。
鍋で茹でるメリットは、様子を見ながら加熱できるので、好みの食感に仕上げやすいということ。
一方で、レンジを使うメリットは、湯にもやしの成分が溶け出さないので、旨味や栄養を逃さず摂れるということです。
それぞれのやり方について、詳しく解説します。
もやしの下ごしらえの方法
まずは、もやしを洗う方法についてです。
もやしは、メーカーで袋詰めされる前に、清潔な水で洗うなどの処理が施されています。
ですから、基本的には、洗わずに使えます。
ただ、もやしは傷みはじめるのが早いので、日にちが経ったものは、軽く水洗いしてから使うのがおすすめです。
もやしをザルにあけて洗うのが面倒という場合には、袋を使った洗い方も人気があります。
手順は、まず、もやしの袋を開けて水を注ぎます。
そして、袋の口を閉じて、ゆすり洗い。
最後に、袋の角をハサミで切り、水を切ったらお終いです。
続いては、もやしのひげ根を取る方法についてです。
実際のところ、ひげ根を取るのは面倒で時間がかかりますし、そのうえ、栄養や旨味も流れ出やすくなります。
そのため、家庭料理の範疇では、もやしのひげ根は取らずに食べるのが一般的だと思います。
ただ、お店で出てくるような、見た目が良くシャキシャキ食感のもやし料理を作りたいのなら、ひげ根を取ることをおすすめします。
ひげ根は、写真のように、根元に向かって細くなりはじめたあたりを手でちぎって取ります。
ひげ根を取ったついでに、逆側の芽の部分も取り除くと、より見た目がきれいになり、歯応えもアップします。
もやしを生のまま、炒めもの・焼き肉・焼きそばなどに使う場合は、これで下処理はお終いです。
もやしの下ごしらえ(鍋で茹でる)
もやしを和え物やサラダにする場合は、さっと茹でるなどして火を通してから使います。
もやしを鍋で茹でるのなら、茹で時間は30秒くらいがおすすめです。
手順は次の通り。
まず、たっぷりの湯を沸かし、塩を加えます。
塩の量は、湯1リットルに対して、小さじ1程度です。
そして、もやしを加え、たまに混ぜながら、30秒ほど茹でます。
茹で上がったら、そのままザルに上げて冷まします。
ここで水にさらすと水っぽくなってしまうので、ザルに上げて冷ます(おかあげする)のがおすすめです。
もやしの下ごしらえ(レンジ)
もやしにさっと火を通したいのなら、鍋で茹でるのではなく、レンジでチンする方が簡単です。
鍋とレンジのメリットについては冒頭でもお伝えしましたが、もう一度まとめると、それぞれ次のような特徴があります。
- 鍋で茹でる
様子を見ながら加熱できるので、好みの食感に仕上げやすい。 - レンジでチンする
簡単かつ洗い物が少ないうえに、旨味や栄養の流出が少ない。
もやしのレンジでの加熱時間は、1袋(200g)につき600wで3分ほどです。
耐熱容器に入れてそのままチンすることができます。
もやしを加熱する際には、レンチンも是非活用してください。
以上、もやしの下ごしらえの方法についてお伝えしました。
また、和え物やサラダの具材としても大活躍。
幅広いお料理に使えますよ。
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