
トマトの栄養と、その効能をいかしたレシピを6品ご紹介します。
トマトに含まれる「リコピン」には、強い抗酸化作用があり、次のような効能があるとされています。
- ダイエット
- 血糖値抑制
- がんの予防
- 血液サラサラ・動脈硬化の予防
- 美肌
- 日焼け予防
トマトの「リコピン」は、皮と実の間に多く含まれており、また油に溶けやすいという性質があります。
そのため皮ごと料理し、ドレッシングをかけるなどして、油と一緒に食べると、無駄なく摂取することができます。
ちなみに、トマトの酸味のもとになっている「クエン酸」には、食欲増進や疲労回復といった効果があります。
味の面では、トマトには、旨味成分の「グルタミン酸」が豊富に含まれているので、上手にいかすと、料理に旨味とコクをプラスすることができますよ。
ここではトマトの栄養「リコピン」がムダなく摂れる料理をご紹介します。
焼きトマト
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フライパンを使ったシンプルなトマトソテーのレシピ。
トマトをこんがりと焼いて、オリーブオイルにガーリックや酢を加えた手作りソースをかけていただきます。
トマトを焼くと、甘みがグッと増しますし、そのうえ、栄養面でもとてもいいんです。
トマトの赤い色素成分であるリコピンには、強い抗酸化力があり、美肌、ダイエット、生活習慣病やがんの予防などの効能が期待できます。
そして、このリコピンは、加熱することで吸収率が3〜4倍にアップすると言われており、また、オイルと合わせて摂ることでさらなる効果が見込めます。
もちろん、お味の方もかなりの美味。
にんにくの香りと酢のまろやかな酸味が加わって、味わい深く仕上がります。
トマトと卵のスープ
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ほんのりとした酸味と甘みが食欲をそそる、美味しい中華スープのレシピです。
卵とトマトを具材にして、片栗粉でとろみをプラス。
口当たりの良い、コク旨なスープに仕上がります。
トマトのリコピンは、加熱すると吸収率が高まるので、スープにして食べるのもおすすめです。
トマトトースト
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トマトを加熱してリコピンの吸収率をアップさせるのなら、トマトをトーストの具材にするという手もあります。
トマトをすこし小さめに切って塩を振り、マヨネーズを塗った食パンにトッピング。
砂糖を少しかけて、こんがりと焼いたら完成です。
トーストは、あまり食べ過ぎると美容やダイエットの邪魔になりますけど、好きだからどうしても食べたいという場合は、トマトをはじめとしたヘルシーな食材を積極的に合わせるといいです。
トマト納豆
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「トマト納豆」
トマトと納豆を使った美味しいおかずレシピです。
トマトと納豆に、白ごまとねぎを加え、よく混ぜたら完成です。
トマトの爽やかな酸味がプラスされることで、納豆の美味しさがさらにアップ。
しかも、納豆に含まれる大豆油には、トマトのリコピンの吸収率を高める働きがあります。
トマトスムージー
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トマトとヨーグルトを使った、爽やかな味わいのスムージーのレシピです。
トマトとヨーグルトは、栄養面での相性も抜群です。
ヨーグルトに含まれる脂肪分は、トマトのリコピンの吸収率をより高めてくれます。
トマトめんつゆ
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トマトとめんつゆを使ったシンプルなレシピです。
トマトを食べやすいサイズに切って、めんつゆとおろし生姜をプラス。
軽く1〜2分漬けた後に、小ねぎを散らしたら完成です。
めんつゆと生姜だけでシンプルに味付けすると、トマトの自然な甘みや風味が引き立ち、栄養豊富なトマトをサラダ感覚でたっぷり美味しく食べられます。
以上のお料理は、すべてトマトをたくさん使った簡単なレシピになっています。
リコピンを積極的に摂りたい方には、超おすすめです。