トマトの栄養と、その効能をいかしたレシピを6品ご紹介します。
トマトに含まれる「リコピン」には、強い抗酸化作用があり、次のような効能があるとされています。
- ダイエット
- 血糖値抑制
- がんの予防
- 血液サラサラ・動脈硬化の予防
- 美肌
- 日焼け予防
トマトの「リコピン」は、皮と実の間に多く含まれており、また油に溶けやすいという性質があります。
そのため皮ごと料理し、ドレッシングをかけるなどして、油と一緒に食べると、無駄なく摂取することができます。
ちなみに、トマトの酸味のもとになっている「クエン酸」には、食欲増進や疲労回復といった効果があります。
味の面では、トマトには、旨味成分の「グルタミン酸」が豊富に含まれているので、上手にいかすと、料理に旨味とコクをプラスすることができますよ。
ここではトマトの栄養「リコピン」がムダなく摂れる料理をご紹介します。
酢トマト
まずご紹介するのは、料理研究家の柳澤英子さんが考案した「酢トマト」。
「酢トマト」とは、酢とトマトで作る万能調味料です。
ドレッシングの代わりにしてサラダにかけたり、またうどんやそうめんのつけだれにしたり、肉や魚の味付けに使ったりと、料理に幅広く使えます。
トマトの栄養がしっかり摂れるので、作り置きしておくとおいいですよ。
ちなみに「酢トマト」には、次のような健康効果が期待できます。
ダイエット・血糖値の抑制・内臓脂肪の減少・疲労回復・美肌など
料理研究家の柳澤英子さんのレシピトマト酢水
塩トマト
次にご紹介するのは、料理研究家の浜田陽子さんが考案した「塩トマト」のレシピ。
先に紹介した「酢トマト」は、トマトを酢に漬けますが、「塩トマト」は、トマトを塩漬けします。
にんにくの風味を少し効かせているのが特徴で、こちらも万能調味料として、料理に幅広く使えます。
「酢トマト」の一番おすすめの食べ方は、オムレツの具にすること。
トマトの優しい旨味が、卵の風味と絶妙にマッチしてとても美味しいです。
他にも、納豆や豆腐にかけたり、肉や魚の味付けに使うこともできますよ。
料理研究家の浜田陽子さんのレシピトマトニンニク塩ハチミツ
トマト味噌
続いてご紹介するのは、料理研究家のMICHIKOさんが考案した「トマト味噌」。
「トマト味噌」は、トマトと味噌を使った万能調味料です。
ちなみに「トマト味噌」には、生のトマトではなく、ケチャップを使ったレシピも多いですけど、リンク先で紹介しているのは、生のミニトマトをたっぷり使ったレシピです。
しっかりした旨味があるのが特徴で、肉・魚・野菜など、どんな食材とも合わせやすいです。
料理研究家のMICHIKOさんのレシピミニトマト味噌ショウガみりんサラダ油
牛トマ
料理愛好家の平野レミさんの「牛トマ」も、トマトをたっぷり使っているのでおすすめです。
生のトマトと牛肉で作る、シンプルでありながらも味わい深いトマト煮です。
5分くらいで簡単に作れるのに、ご馳走感があって、とても美味しいです。
料理愛好家の平野レミさんのレシピ牛ロースしゃぶしゃぶ用完熟トマトバジルの葉塩コショウオリーブオイルサワークリーム
トマトの美肌スムージー
次にご紹介するのは、管理栄養士の高木祐香さんが考案した「カロリーオフ 美肌スムージー」。
美肌効果を高めるためにトマトと牛乳を合わせた、飲みやすいスムージーです。
美肌に良いトマトのリコピンは、牛乳と合わせて摂ると、吸収率が高まります。
バナナトマト牛乳はちみつ
トマトそうめんつゆ
最後にご紹介するのは、料理研究家の奥薗壽子さんが考案した「奥薗流 トマトそうめんつゆ」です。
トマトを丸ごと使った、超簡単なそうめんつゆです。
トマトをすりおろすと、皮と実の間に含まれるリコピンが無駄なく摂れます。
トマトの酸味が効いた、爽やかなそうめんつゆですよ。
料理研究家の奥薗壽子さんのレシピトマト醤油みりん塩かつおぶし氷
以上のお料理は、すべてトマトをたくさん使った簡単なレシピになっています。
リコピンを積極的に摂りたい方には、超おすすめです。