人参の美味しい茹で方と茹で時間を解説します。
人参は、水の状態で鍋に入れて、じわじわと温度を上げていくと、中心部分まで均一に火が入りやすくなりますし、そのうえ甘みも出やすくなります。
また、塩を少し加えて茹でることで、より甘みが引き立ちます。
人参の茹で時間は、切り方によって変わってきます。
切り方の違いによる茹で時間は、下の画像を参考にしてください。
どれも、湯が沸騰してからの加熱時間です。
- 細切り
- 2〜3分
- いちょう切り
(5ミリ幅) - 4〜5分
- 短冊切り
- 4〜5分
- 半月切り
(5ミリ幅) - 5〜6分
- 角切り
(1センチ) - 5〜6分
- 輪切り
(1センチ幅) - 8〜10分
- 乱切り
(一口大) - 12〜15分
- 丸ごと
- 30〜40分
詳しい手順をご紹介します。
材料
人参 | 好みの量 |
水 | かぶるくらいの量 |
塩 | 水1リットルにつき大さじ1/2 |
人参の茹で方
まず、お好みで人参の皮をむき、料理に使いやすい大きさに切ります。
人参の皮は薄いので、料理にそのまま使っても、違和感がない場合が多いです。
ただ、たとえば和え物を作る場合など、食材の繊細な食感を料理にいかしたいときには、皮をむいて使う方が適しています。
皮むきが必要か否か判断がつかない場合は、とりあえずむいてしまうのもアリ。
ピーラーを使うと簡単です。
なお、冒頭でもお伝えした通り、人参は切り方によって茹で時間が変わってきます。
大きく切れば切るほど時間がかかりますので、それを踏まえて切り方を選ぶと、調理がスムーズに進みます。
切り方に応じた茹で時間は、次のとおりです。
細切り | 2〜3分 | |
---|---|---|
いちょう切り (5ミリ幅) |
4〜5分 | |
短冊切り | 4〜5分 | |
半月切り (5ミリ幅) |
5〜6分 | |
角切り (1センチ) |
5〜6分 | |
輪切り (1センチ幅) |
8〜10分 | |
乱切り (一口大) |
12〜15分 | |
丸ごと | 30〜40分 |
「細切り」と「短冊切り」は、大きさを記載していませんが、これらの切り方はもともと大きさが決まっています。
細切りは、長さは4〜5センチ、幅は3〜5ミリに切る方法。
短冊切りは、長さは4〜5センチ、幅は1センチ、厚さは2〜3ミリに切り分ける方法です。
人参を切ったら鍋に入れ、かぶるくらいの水を注ぎ、塩を加えて火にかけます。
塩の量は、水1リットルにつき大さじ1/2がおすすめです。
これくらいの分量の塩を加えて茹でると、人参の甘みが引き立って、美味しくなります。
そして、湯が沸騰したら時間を計り始めて、切り方に応じた時間茹でます。
竹串がすっと通るようになったら、茹で上がりです。
ザルに上げて水気を切れば、すぐに料理に使えます。
塩気が少し付いているので、そのまま食べても美味しいですよ。
久々に人参のバター炒めをしようと思ってましたが、人参湯がくのかド忘れ。色んなカットの人参の茹で時間が書いてありましたので、早速メモしときました。野菜大好きなので色々なのに使いますね。参考になりました。
「人参の茹で時間早見表」がお役に立ったようで、とても嬉しいです。
記事を書いて良かったと思いました。
私も野菜大好きですよ!
人参のバター炒めは、バターのコクが人参の甘みとよく合うので、美味しいですよね。
私も久々に作ってみようと思います😃
お弁当の時短おかずにニンジンの塩ゆでは最適です。参考にさせて頂きました。
そうですね、おっしゃる通りです!
人参の塩ゆでさえあれば、そのままお弁当箱に詰めても良いですし、胡麻和えやサラダを作るのも簡単です。
そのうえ、お弁当の彩りもきれいになります。
人参に限ったことではありませんが、食材の基本的な加熱法さえ知っていれば、かなり豊かな食生活が送れると私は思っています😊