ほうれん草をレンジで茹でる方法。アク抜きもできる!下茹でにも便利。

投稿日:2017年6月1日 更新日:

ほうれん草をレンジで

レシピ動画

レンジで簡単!ほうれん草の茹で方

レンジを使ったほうれん草の茹で方を解説します。

ほうれん草は、電子レンジで茹でることができます。
加熱時間は、1束(200g)につき3分。
加熱後に水にさらすことでアクも抜けるので、美味しく食べられます。

「レンジでほうれん草を茹でるなんてダメなのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。

レンジを使うメリットは、次の4つです。

  • 簡単で時短
  • 栄養を逃しにくい
  • 味が濃く感じられる
  • シャキシャキした食感が残りやすい

アク抜きに関しては、水にさらすだけなのでやや軽くなりますが、最近のほうれん草はあくが少ないので、レンジでも十分クセのない味に仕上がりますよ。

材料

調理時間5分
ほうれん草 1束:200g

作り方

  1. ほうれん草の根の部分を切り落とし、十字の切れ目を入れ、きれいに洗う。
  2. ほうれん草の根元をそろえ、丸ごとラップで包み、電子レンジ(600w)で3分加熱する。
  3. ほうれん草を菜箸などでつかんで取り出し、ラップで包んだままの状態で、たっぷりの冷水に移す。
  4. ラップを外し、根元までしっかり冷めるまで冷水にひたす。水気を絞り、食べやすい長さに切ったらできあがり。

ほうれん草の根元に切れ目を入れる

まず、ほうれん草(1束:200g)の根の部分を切り落とし、十字の切れ目を入れて、きれいに洗います。

十字の切れ目を入れておくと、根元の太い部分も火が通りやすくなります。

ほうれん草の量について

一度に加熱するほうれんそうの量は、200gまでにおさえるのがおすすめです。
あまり多いと、加熱ムラができやすくなります。

参考:ほうれん草の洗い方


ほうれん草をラップで包む

次に、ほうれん草の根元をそろえ、丸ごとラップで包み、電子レンジ(600w)で3分加熱します。

ほうれん草の簡単な包み方

ほうれん草は、どのようにラップで包んでも構いません。

ただ、簡単に包みたいのなら次の方法がおすすめです。

  1. ラップを長めに出して、横向きに広げる。
  2. その上に、ほうれん草を、すっぽり入るように横向きに置く。
  3. ラップを切らずにそのまま折り返して、ほうれん草の上部を覆う。
  4. ラップの端を折り曲げて密閉する。

加熱時間は3分

加熱時間は、1束(200g)につき3分が一番おすすめです。
3分よりも少ないと、加熱ムラが残りやすいです。


レンジで加熱したほうれん草を冷水に移す

レンジで3分加熱したら、菜箸やトングなどでほうれん草をつかんで取り出し、ラップで包んだままの状態で、たっぷりの冷水に移します。

レンチンし終えたほうれん草は熱いので、まずはそのまま冷水に入れます。


レンジで加熱したほうれん草を冷ます

ラップを外し、根元までしっかり冷めるまで、冷水にひたしたら完成です。

ほうれん草のシュウ酸について

ほうれん草には、「シュウ酸」という体に良くない成分(度を超えて摂取するとカルシウムの吸収が阻害されたりする)が含まれています。
そのため、面倒でも加熱後に水に浸し、シュウ酸を取り除くことおすすめします。
シュウ酸は苦味やエグミのもとでもあるので、水にさらした方が、子どもにも食べやすくなります。

また、ほうれん草が十分に冷めない状態で水から上げると、余熱で色が黒っぽくなりやすいです。
ですから、根元まできっちり冷めるまで、水にさらしてください。


レンジで茹でたほうれん草を切る

水気を絞り、食べやすい長さに切ったらすぐに使えます。

レンジで加熱したほうれん草のおひたし
下茹でしたほうれん草は、おひたしとして食べる以外にも、胡麻和えナムル白和え味噌汁など、幅広いお料理に使えます。

それぞれのお料理の味付けなどは、リンク先を参考にしてください。

作り置きにも便利

なお、レンジで茹でたほうれん草は、作り置きにも向いています。
日持ちは、冷蔵保存で3〜4日程度と考えてください。


以上、ほうれん草をレンジで茹でる方法についてお伝えしました。

レンジで加熱すると、ほうれん草自体の味が濃く感じられて、シャキシャキした食感もやや残りやすくなります。
そのため、ほうれん草の存在感をしっかりと感じることができますよ。

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