レンジを使ったほうれん草の茹で方を解説します。
ほうれん草は、電子レンジで茹でることができます。
加熱時間は、1束(200g)につき3分。
加熱後に水にさらすことでアクも抜けるので、美味しく食べられます。
「レンジでほうれん草を茹でるなんてダメなのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
レンジを使うメリットは、次の4つです。
- 簡単で時短
- 栄養を逃しにくい
- 味が濃く感じられる
- シャキシャキした食感が残りやすい
アク抜きに関しては、水にさらすだけなのでやや軽くなりますが、最近のほうれん草はあくが少ないので、レンジでも十分クセのない味に仕上がりますよ。
材料
ほうれん草 | 1束:200g |
作り方
- ほうれん草の根の部分を切り落とし、十字の切れ目を入れ、きれいに洗う。
- ほうれん草の根元をそろえ、丸ごとラップで包み、電子レンジ(600w)で3分加熱する。
- ほうれん草を菜箸などでつかんで取り出し、ラップで包んだままの状態で、たっぷりの冷水に移す。
- ラップを外し、根元までしっかり冷めるまで冷水にひたす。水気を絞り、食べやすい長さに切ったらできあがり。

まず、ほうれん草(1束:200g)の根の部分を切り落とし、十字の切れ目を入れて、きれいに洗います。
十字の切れ目を入れておくと、根元の太い部分も火が通りやすくなります。
ほうれん草の量について
一度に加熱するほうれんそうの量は、200gまでにおさえるのがおすすめです。
あまり多いと、加熱ムラができやすくなります。
参考:ほうれん草の洗い方

次に、ほうれん草の根元をそろえ、丸ごとラップで包み、電子レンジ(600w)で3分加熱します。
ほうれん草の簡単な包み方
ほうれん草は、どのようにラップで包んでも構いません。
ただ、簡単に包みたいのなら次の方法がおすすめです。
- ラップを長めに出して、横向きに広げる。
- その上に、ほうれん草を、すっぽり入るように横向きに置く。
- ラップを切らずにそのまま折り返して、ほうれん草の上部を覆う。
- ラップの端を折り曲げて密閉する。
加熱時間は3分
加熱時間は、1束(200g)につき3分が一番おすすめです。
3分よりも少ないと、加熱ムラが残りやすいです。

レンジで3分加熱したら、菜箸やトングなどでほうれん草をつかんで取り出し、ラップで包んだままの状態で、たっぷりの冷水に移します。
レンチンし終えたほうれん草は熱いので、まずはそのまま冷水に入れます。

ラップを外し、根元までしっかり冷めるまで、冷水にひたしたら完成です。
ほうれん草のシュウ酸について
ほうれん草には、「シュウ酸」という体に良くない成分(度を超えて摂取するとカルシウムの吸収が阻害されたりする)が含まれています。
そのため、面倒でも加熱後に水に浸し、シュウ酸を取り除くことおすすめします。
シュウ酸は苦味やエグミのもとでもあるので、水にさらした方が、子どもにも食べやすくなります。
また、ほうれん草が十分に冷めない状態で水から上げると、余熱で色が黒っぽくなりやすいです。
ですから、根元まできっちり冷めるまで、水にさらしてください。

水気を絞り、食べやすい長さに切ったらすぐに使えます。
作り置きにも便利
なお、レンジで茹でたほうれん草は、作り置きにも向いています。
日持ちは、冷蔵保存で3〜4日程度と考えてください。
以上、ほうれん草をレンジで茹でる方法についてお伝えしました。
レンジで加熱すると、ほうれん草自体の味が濃く感じられて、シャキシャキした食感もやや残りやすくなります。
そのため、ほうれん草の存在感をしっかりと感じることができますよ。