
イワシの超おすすめレシピをご紹介します。
ミシュランガイドで1つ星を獲得した和食の名店「季旬 鈴なり」の店主、村田明彦さんが考案した「イワシの塩煮」です。
このイワシの塩煮は「味が簡単に染みて、その日のうちに食べられる煮魚」としてテレビで話題になりました。
煮込み時間はたったの10分です。
食感がとても柔らかく、イワシ本来の旨味が引き立つ上品な味付けです。
そのまま食べても美味しいですし、ニンジンと玉ネギのマリネを付け合わせると、南蛮漬け風の味変も楽しむことが出来ます。
常備菜としてもおすすめですよ。
(一部情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」2017年7月31日放映)
いわしの塩煮の作り方

「イワシの塩煮」のレシピです。
付け合わせのマリネを一緒にいただくと、南蛮漬け風の味変が楽しめます。
イワシ(※) | 4尾 |
茹でた小松菜 | 80g(1/2束分) |
ショウガ | 15g |
◎塩 | 小さじ1 |
◎みりん | 小さじ1 |
◎酒 | 120ml |
◎水 | 420ml |
玉ネギ | 1個 |
ニンジン | 1/4個 |
△酢 | 100ml |
△砂糖 | 大さじ1 |
△塩 | 小さじ2/3 |
△鷹の爪(輪切り) | 1本分 |
△コショウ | 少々 |
※体長18センチくらいのイワシを頭と内臓を取って使用。
- ショウガは皮つきのまま薄切りにし、小松菜は3〜4センチの長さに切る。
- フライパンに◎を入れ、強火にかけて煮立たせる。ショウガを加えイワシを並べる。再沸騰したら中火に落とし、フタをして10分煮る。
- 【付け合わせのマリネ】玉ネギは繊維に逆らって薄切りにし、ニンジンは千切りにする。玉ネギとニンジンを合わせて水にさらし、ザルに上げて水気を絞る。
△を混ぜて5分置く。 - 2に小松菜を加え、ひと煮立ちさせる。
イワシを皿に盛り、小松菜とショウガを飾る。3を添えたらできあがり。
工程2でイワシを煮る際には、内径22センチ程度の小さめのフライパンを使うことをおすすめします。
イワシをフライパンに入れた時に、イワシの半分以上が煮汁に浸かるようにします。

このお料理の調理のポイントは、イワシの煮方(工程2)にあります。
フライパンに煮汁(塩・みりん・酒・水)を入れ、沸騰したらショウガとイワシを入れます。(上の写真)
そして再沸騰したら中火に落とし、フタをして10分煮ます。
イワシは、沸騰した煮汁に入れます。
沸いた煮汁に入れると、イワシの皮が剥がれにくくなります。
ちなみに煮汁をしっかり沸かしてからイワシを入れれば、皮がまったく剥がれないというわけではありません。
冒頭の写真のように、それでもちょっと破れることはあります。
村田さんが作った塩煮も少し剥がれていたので、多少はやむを得ないようです。

とは言え、冷たい煮汁にイワシを入れた場合と比べると、皮はずっと剥がれにくく、きれいな仕上がりです。
この塩煮は、素材の旨味が引き立つ優しい味付けが魅力的で、つつましやかなイワシの風味を存分に堪能できます。
イワシの身は、煮汁がじんわりと染みていてしっとり柔らかいです。
付け合わせのマリネは7分で出来るので、是非作ってみてください。
さっぱりとしたマリネは、塩煮との相性が抜群です。イワシの旨味がより引き立ちますよ。

常備菜としてもおすすめです。