料理家の栗原はるみさんが考案した「ジャムバタートースト」のレシピをご紹介します。
材料はパンとジャムとバターだけ。
この3つの食材だけで「ジャムバタートースト」を作ります。
ごく一般的な作り方は、まずパンを焼き、バターを塗ってからその上にジャムを重ねる方法だと思います。もしかしたら、バターとジャムは別々の場所に塗るという方も多いかもしれません。
でもこれからご紹介する栗原さんの「ジャムバタートースト」は、そのどちらでもありません。
栗原さんのお薦めは、あらかじめジャムとバターを混ぜてからトーストに塗ります。
何だそんな事かと思うかもしれませんが、ほんのちょっとした違いで、味や香りが変化するそうです。
情報元のNHKのテレビ番組「ガッテン!」によると、栗原さん流の「ジャムバタートースト」は、バターがジャムでコーティングされる分、脂っこさを感じにくくなり、味や香りや滑らかさがより強く感じられるようになるとのこと。
ジャムとバターを別々に塗った場合とくらべると、マイルドな口当たりと深みのある味が印象的な、美味しい「ジャムバタートースト」が出来ますよ。
(一部情報元:NHK「ガッテン!」2017年11月29日放映)
栗原流ジャムバタートーストの作り方
栗原さんの「ジャムバタートースト」のレシピです。
マーマレード(1※) | 20g |
バター(2※) | 10g |
パン | 1枚 |
1※ ほかの種類のジャムでもOK。
2※ 有塩バターがお薦めだそうです。
- バターを室温に戻し、マーマレードを混ぜる。
- パンを焼き、1を塗ったらできあがり。バターが少し溶けたら食べ頃。
【工程1】
まずバター(10g)を常温に戻して柔らかくし、マーマレード(20g)を混ぜます。
ちなみにバターを早く柔らかくしたい時は、バター(10g)をラップをせずに電子レンジ(500w)で5〜10秒加熱するといいですよ。
【工程2】
最後にバターとマーマレードを混ぜたものをトーストしたパンに塗ったらできあがり。
バターが溶けたら食べ頃です。
バターとマーマレードをあらかじめ混ぜておくと、それぞれの性質が溶け合って食感がとろっとし、口当たりが滑らかになります。
お味の方は丸い感じになり深みが出ます。ちょっとしたことですが面白いですよ。
ところで栗原さんによると、このジャムの食べ方は、栗原さんの息子さんとお嬢さん(栗原心平さんと栗原友さん)がまだ小さかった頃、お二人が食べ散らかしたジャムの残りをどうしようかと考えていた時に思いついたそうです。