私がよく行く新宿のあるデパートでは、日本全国の駅弁をあつかった催事が、大変人気だそうです。そして、数ある駅弁の中でも一番人気なのが、いかめし弁当。
実は私、今まで一度もいかめしの駅弁を食べたことがないのですが、支持される理由が何となく分かります。だって、見た目からしてすごいインパクトがありますものね。いかめしって。
いかめしの作り方
たまには催事場で買って食べてみればいいのに、私はずっと本物のいかめし弁当をスルーして、自宅で手作りしています。
ところで私はこれまで、いかめし作りに何回かチャレンジしています。
でも、その度に何かしら上手くいかないことがありました。
たとえば、いかの皮をつけたまま料理したら、見た目が悪いいかめしになってしまいました。
また、欲張ってイカの腹の中にお米をいっぱい詰めたら、パンパンにふくれて破裂してしまいました。
これまでの私の経験からすると、中につめるご飯の量は、内容量の5割程度で十分。それ以上詰めるとキケンです。
さて今日は夫のお昼ごはんに、いかめし弁当をつくりました。
これまでつくったものとくらべると、今回のは上出来!美味しくできたので、レシピをご紹介します。
できあがったいかめしを、木のお弁当箱につめてみました。
駅弁風にしたら、もっと雰囲気出たかな?
お弁当の蓋をあけた時、夫は驚いてくれるかな。
イカ※ | 2杯 |
もち米 | 150cc |
片栗粉 | 小さじ1/2 |
昆布だし | 600cc |
酒 | 大さじ3 |
みりん | 大さじ2 |
ブラウンシュガー | 大さじ1 |
黒糖 | 大さじ1/2 |
醤油 | 大さじ3 |
※今回使用したイカは、2杯分の胴体だけで380gでした。
- 米を研ぎ、30分ほど水(分量外)に浸す。
- キッチンペーパーなどを使って、イカの胴体の皮をむく。
- イカの胴体に、もち米とイカの足(適量)を詰める。詰める量は、胴体の容量の5割程度にとどめる。ようじで胴体のフチをふさぐ。
- 2杯のイカが入るくらいの大きさの鍋に、Aを入れて加熱する。沸騰したら3を入れる。たまにイカを返しながら1時間から1時間半ほど煮る。
- 片栗粉を水(分量外)で溶き、煮汁にとろみをつける。
- 粗熱がとれたら、5をビニールに入れ、空気を抜いて一晩置く。
今回のいかめし作りで、新たに試したことがあります。それは手順6です。
出来上がったいかめしに、しっかりと煮汁を染みこませるために、ビニール袋を使ってみました。
いかめしのような丸い形状をしたものに、煮汁をムラなく染みこませるのは、意外と難しいですよね。だから、肉に下味をつける時のように、袋に入れてしばらく置いてみました。
結果は大成功。煮汁を切ったあとも味がしっかりついているので、お弁当にぴったりでした。
今回つくったいかめしは、中にもち米をつめたので、冷めても美味しく頂けます。
是非お試しください。