ガレットのレシピをご紹介します。
ガレットとは、フランス・ブリュターニュ地方の名物料理で、蕎麦粉でつくったクレープのことです。
生地は蕎麦粉100%で、小麦粉は一切使いません。
生地に白ワインを少し加えた、大人の味のガレットです。
材料
調理時間10分
そば粉 | 150g |
卵 | 1個 |
牛乳 | 250g |
白ワイン | 大さじ1 |
塩 | 小さじ3/8 |
卵 | 1個 |
ベーコン | 4切れ |
飴色玉ねぎ | 適量 |
シュレッドチーズ | 適量 |
ルッコラの葉 | 3枚 |
発酵バター(無塩バター) | 2センチ角 |
塩 | 適量 |
作り方
- 卵・牛乳・白ワインをボールに入れ、泡立て器でよく混ぜます。
そば粉・塩を加え、手でこねて生地を作ります。 - ボールにラップをかぶせて、1時間~半日寝かせます。
- 生地を6等分して、麺棒などを使って円形に伸ばします。
- フライパンにバターを熱し、少し茶色く色づいてきたら生地(1枚分)をのせます。
- 生地の中央に卵を割り入れ、ベーコン・飴色玉ねぎ・シュレッドチーズ・ルッコラの葉をのせます。
- 生地に焦げ目が付いたら、四方を折り返します。
水(少々)を加え、フタをして蒸し焼きにして、卵の表面に火を通します。 - フタを取り、そのまましばらく加熱して水分を完全に飛ばし、生地をカリッと仕上げます。
- 皿に盛り、お好みで塩(少々)を振っていただきます。
生地の中には生卵を落としたので、最後に蒸し焼きにしました。
火が通りやすい具材のみで作る場合は、水を加える必要はありません。
ガレットの具材は、冷蔵庫に残っているものでOK。
生地さえ仕込んでおけば、10分程度で簡単に作れるので、忙しい朝でも楽しめますよ。
【ひと言メモ】
- 蕎麦粉は、ビタミンB1やB2、また血管を丈夫にするルチンを豊富に含む、とてもヘルシーな食材です。
- 蕎麦粉は、日本以外でも案外いろいろな国で食されています。たとえば、ロシア・中国・フランスなどです。
フランスの北西部に位置するブリュターニュ地方は、冷涼な気候と痩せた土地から、小麦の栽培に適した土地ではありませんでした。
フランスは何となく小麦粉の国というイメージがありますが、ブリュターニュ地方では、昔から蕎麦が盛んに食されてきたようです。