葉わさび(または花わさび)の醤油漬けのレシピをご紹介します。
葉わさびでも花わさびでも、作り方はまったく同じです。
わさび特有の辛味をしっかりと引き出しつつ、苦味は抑え、風味良く仕上げます。
材料
葉わさび又は花わさび | 1袋(180g) |
煮切ったみりん | 大さじ2 |
醤油 | 大さじ2 |
レシピ・作り方
- 葉わさび(花わさび)の下ごしらえをします。
手順は、葉わさびを食べやすい長さに切ってボールに入れ、沸騰直前のお湯(80度)をひたひたくらいまでかけて、すぐにザルに上げます。
熱いうちにボールに戻し、皿などをかぶせてフタをして、ボールごと力強く振ります。
辛味を強くしたい場合は、さらに葉わさびを手で揉みます。 - 葉わさびに、煮きったみりんと醤油を加え、よく混ぜます。
- 葉わさびがぎりぎり入るくらいの大きさの密閉容器を用意して、葉わさびを詰めます。
空気がなるべく入らないようにフタやラップなどで密閉して、最低でも半日くらい置くと辛みが増します。
保存期間は、冷蔵で1ヶ月です。
完成した醤油漬けは、そのままご飯にのせて食べるだけでも美味しいです。
また、このあとに紹介するレシピのように、お刺し身と合わせたり、いなり寿司やちらし寿司のご飯に具材として混ぜ込んだりして食べるのもおすすめです。
なるべく空気に触れないように保存
「葉わさびの醤油漬け」は、なるべく空気に触れさせないようにして保存することが大切です。
わさびの辛み成分は揮発性なので、フタやラップで密閉して、空気を遮断してください。
醤油漬けのアレンジレシピ
葉わさび(花わさび)の醤油漬けのおすすめの食べ方を2品ご紹介します。
刺身と合わせる
材料
葉わさび(花わさび)の醤油漬け | 上のレシピで作ったもの全量 |
好みの刺身 | 200g |
作り方
- わさびの風味が合う刺身を用意して、醤油漬けと和えたら完成です。
葉わさび(花わさび)の辛みがピリッと効いていて、刺身の味が引き立ちます。
本わさび(わさびの地下茎)は高価なので、その代わりに葉わさび(花わさび)を使って、このようにお刺身を楽しむのも良いですよ。
いなり寿司の具材にする
材料
葉わさび(花わさび)醤油漬け | 適量 |
ご飯 | 360g |
ちりめんじゃこ | 大さじ3 |
塩 | ひとつまみ |
紅生姜 | 少々 |
油揚げ | 3枚 |
だし汁 | 1/2カップ |
酒 | 大さじ1/2 |
みりん | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
醤油 | 適量 |
作り方
- 油揚げを半分に切り、袋状に開きます。
鍋に油揚げをなるべく重ならないように並べ、だし汁・酒・みりん・砂糖を加えて煮ます。
煮汁が少なくなったら醤油を加え、水分を完全に飛ばします。
皿に取り出して、広げて冷まします。 - 葉わさび(花わさび)醤油漬けの水気を手でしっかりと絞り、ボールに入れます。ご飯・ちりめんじゃこ・塩を加えて混ぜます。
- 軽く絞った油揚げの中に2のご飯を詰めます。
この時、ご飯を俵型に丸めておくと、油揚げに入れやすいです。 - 油揚げのフチを内側にたおして形を整え(上の写真)、皿に盛ります。
千切りにした紅ショウガを飾ったら完成です。
こってりと煮つけた油揚げと、さっぱりとした葉わさびがよく合います。