大葉(しそ)の保存方法と保存食レシピ。長期保存の秘訣はこちら!

投稿日:2019年6月19日 更新日:

大葉の保存

大葉(しそ・青じそ)を長持ちさせる保存の仕方と、保存食のおすすめレシピをご紹介します。

生の大葉の保存方法には、大きく分けて3つのやり方があります。
冷蔵、冷凍、乾燥の3種類。

大葉を冷蔵する場合は、根元を水に浸しておくのがおすすめです。
また、冷凍する場合は、水気をしっかり取って保存袋へ。
乾燥は、レンジを使うと便利です。

冷凍もしくは乾燥だと、1ヶ月くらいの長期保存が可能。
それぞれの詳しい保存方法は、後ほど詳しくお伝えします。

大葉の保存食もおすすめ
なお、大葉がたくさんある場合は、保存食に加工するのもおすすめです。

この記事では、6種類の大葉の保存食をお伝えします。
どれも超簡単なので、気軽に試してください。

大葉の保存方法

大葉の保存方法をお伝えします。

大葉の冷蔵保存

大葉を瓶で保存

大葉の冷蔵保存期間:2週間

大葉を冷蔵保存する際には、瓶などの容器に水を少しだけ入れて根元を浸しておくと、比較的長持ちします。

葉の部分は水に浸けない

保存のポイントは、根元の部分だけを水に浸し、葉は浸けないことです。
葉を水に浸したままにすると、黒っぽくなり、傷みやすくなります。

手順
  1. 大葉の茎を下にして保存容器に入れ、根元が浸るくらいの水を注ぐ。
  2. 保存容器にフタをするかラップをして、冷蔵庫に入れる。水は2〜3日に1回取り替える。
    2週間ほど日持ちする。
ちょうどよい容器が無い場合

ちなみに、大葉を立てて保存できるちょうど良い容器が無い場合は、タッパーを使ってもいいです。
タッパーを使う場合は、十分な高さがないので、水を張りません。

ポイントは、大葉がびしょびしょにならない程度に水で濡らし、全体が均一にほどよい水気のある状態を保つことです。

大葉をタッパーで保存
手順は、まず、大葉全体を水で濡らし、大葉を束にして軽く3回くらい振って、水気を切ります。
そして、この写真のように葉を反らせるようにして、タッパーに詰めます。
これでフタをして、冷蔵庫に入れます。

そして、1日おきくらいに大葉をタッパーから取り出して、水で濡らして水気を切る作業をします。
またこの時、下の方にある大葉を上に移動するなど、一部の大葉だけがびしょびしょになり過ぎないようにしてください。

そうすると、この方法でも、2週間くらい日持ちします。


大葉の冷凍保存

大葉の冷凍保存期間:1ヶ月

大葉を冷凍保存する場合は、1枚ずつ重ならないようにラップをするか、ざく切りにして保存袋に入れます。

あらかじめキッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取ると、冷凍しても変色しにくくなります。

詳しくは「大葉の冷凍保存」をご覧ください。
「大葉の塩漬け」や「大葉味噌」の冷凍方法も合わせて紹介しています。

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ドライ大葉

乾燥大葉の保存期間:1ヶ月

大葉を乾燥させて保存するなら、電子レンジを使うと時短になります。

作り方はとても簡単。
キッチンペーパーの上に大葉をのせ、レンジで3分チンするだけです。

大葉のふりかけ
乾燥大葉は、ふりかけ代わりにご飯にかけたり、お料理の風味付けに使うこともできます。

3分
大葉

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次に、大葉を使ったおすすめの保存食をご紹介します。

大葉の保存食

大葉をメインに使った保存食、どれも簡単なので、ぜひ気軽に試してください。

大葉の保存食「塩漬け」

大葉(青じそ)の塩漬けの作り方!

大葉を使った最もシンプルな保存食といえば、それは「大葉の塩漬け」でしょう。

大葉に塩を振り、ラップで包んで冷蔵庫に入れたら完成。
リンク先で紹介しているレシピは、塩気が控えめです。

大葉のさっぱりとした風味はそのままなので、ご飯にのせたり、おにぎりに巻いて食べると美味しいです。

日持ちの目安:冷蔵で3週間、冷凍で1ヶ月

2分
大葉

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大葉の保存食「にんにく醤油漬け」

めちゃ旨!大葉の醤油漬け

大葉をにんにく醤油に漬け込むのも美味しいですよ。
こちらは、ごま油も加え、風味をよりアップさせるレシピ。

大葉のにんにく醤油漬けとご飯
これだけで、ご飯がいくらでも食べられます。

日持ちの目安:冷蔵で3週間

3分
大葉にんにくごま油醤油

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大葉の保存食「オイル漬け」

大葉のオリーブオイル漬け

大葉をオリーブオイルに漬け込む方法もあります。

大葉とオリーブオイルを合わせると、それぞれのの青臭さがぶつかり合ってやや食べづらいのですが、にんにくと醤油をプラスすると美味しくなります。

ご飯ともよく合いますし、刻んでパスタに絡めてもいいです。

日持ちの目安:冷蔵で3週間

2分
大葉にんにく赤唐辛子醤油オリーブオイル

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大葉の保存食「大葉味噌」

コクのある風味!大葉味噌

大葉味噌も、とてもポピュラーな大葉の保存食です。

たっぷりの大葉を刻み、ごま油や味噌やみりんで味付けしたシンプルな一品。
唐辛子のピリッとした辛さがアクセントになっています。

大葉味噌の焼きおにぎり
ご飯にかけてもいいですし、焼きおにぎりにもぴったり。

薬味として冷や奴や納豆にトッピングしたり、ドレッシングの味付けに使ったりしても美味しいです。

日持ちの目安:冷蔵2週間、冷凍1ヶ月

5分
大葉赤唐辛子サラダ油砂糖みりん味噌

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大葉の保存食「ジェノベーゼ」

手軽に本格!大葉ジェノベーゼ

大葉を使って、保存が効くパスタソースを作ることもできます。

本場イタリアのジェノベーゼソースはバジルで作りますが、こちらは、大葉ジェノベーゼ。
バジルの代わりに大葉を使い、松の実の代わりにクルミを使います。

大葉ジェノベーゼパスタ
使い方は、茹でたパスタに絡めるだけ。
ちょっぴり和テストのジェノベーゼパスタができますよ。

パスタの他にも、さっぱりとした肉や魚料理のソースに使っても美味しいです。

日持ちの目安:冷蔵2週間、冷凍1ヶ月

10分
大葉にんにくくるみ粉チーズオリーブオイル

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大葉の保存食「キムチ漬け」

青じそのキムチ

キムチの本場韓国では、エゴマの葉を使ったキムチがありますが、こちらはエゴマの代わりに大葉を使います。

大葉の爽やかな風味が食欲をそそるさっぱりとしたキムチで、ご飯がすすみます。

他にも、細かく刻んで冷奴にのせたり、うどんと合わせたりしても美味しいです。

日持ちの目安:冷蔵で10日

料理研究家の小林まさみさんのレシピ

5分
大葉醤油砂糖鶏ガラスープの素韓国産粗挽き粉唐辛子おろしニンニク白ゴマゴマ油

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以上、大葉の保存方法と保存食をお伝えしました。

保存食はどれも美味しいので、ぜひ気軽に試してみてください。

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