さんまの内臓の取り方。はらわたの簡単下処理!新鮮なら食べるのもアリ。

さんまの内臓(はらわた)

レシピ動画

さんまの内臓(はらわた)の簡単な取り方を動画でご紹介します。

秋刀魚の内臓を取るのは超簡単

さんまのわたは、ちょっとしたコツを押さえれば、誰にでも簡単に、瞬時に手を汚さずに取ることが可能です。

さんまの内臓の取り方
頭とお腹の2か所に切り込みを入れ、頭を引っ張るだけでOK。

そうすると、頭と一緒にきもがスルッときれいに取り除けます。


新鮮なさんまの内臓は美味しい

取り方の手順は後ほど写真とともにお伝えしますが、ただ一方で、さんまが新鮮な場合は、内臓を取らないで一緒に調理するのもオススメです。

わたのほろ苦い風味が好きという方も多く、フレッシュなさんまを塩焼きなどにすると、内臓ごと美味しく食べられます。

さんまの内臓は栄養が豊富

また、さんまの内蔵は、栄養が豊富です。
ビタミンAやDがたっぷり含まれており、これらの栄養素はさんまの脂によって吸収率が高まります。

新鮮なサンマが手に入ったら、わたを残さず食べるのもいいですよ。

さんまの内臓の取り方

さて、ここからは、さんまの内臓を取って調理する場合の、下ごしらえの手順をご紹介します。

さんまの頭に切れ込みを入れる

まず、さんまの頭の付け根に切り込みを入れ、骨まで切ります。

頭に切れ込みを入れたさんま
頭をすっかり切り落としてしまってはいけません。
頭を残すのがコツです。

骨を切ったら、そこで止めます。


さんまの肛門の手前に切れ込みを入れる

次に、さんまのお腹の穴(肛門)の手前に、1センチくらいの切り込みを入れます。

肛門付近に切れ込みを入れたさんま
切り込みの位置は、大体この辺りです。

さんまの頭を引っ張る

最後に、片手で尻尾を持ち、もう片方の手で頭を引っ張ったらお終いです。

さんまの内臓を取り除く
さんまの頭を少しずつ引っ張って、頭の下の皮を胴体から切り離すようにすると、内臓がスルッと取れます。
さんまの洗い方
さんまはウロコが付いていないものがほとんどなので、あとはさっと水洗いして残った血を洗い流し、キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取れば、すぐに調理に使えます。

参考:さんまのうろこの取り方


内臓を取ったさんま

こちらが、内臓が取れたさんまの胴体です。

内臓がするっと取れる理由

ところで、頭とお腹の2か所に切り込みを入れるだけで、なぜ内臓が簡単に取れるのでしょうか?

サンマの頭には、骨と内臓がくっついています。

そこでまず、頭の付け根の骨だけを切り、頭と骨を切り離します。
このとき、内臓は切らないので、頭と内臓は繋がったままです。

さらに、肛門の手前を切ることで、身と内臓を切り離します。
この2つの工程で、サンマの内臓は、頭だけに繋がった状態になります。

ですから、頭を引っ張ると、内臓だけがきれいに取れるというわけです。

覚えておくと便利な裏ワザですよ。

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