お弁当におすすめの鶏の唐揚げのレシピをご紹介します。
洋食の名店「たいめいけん」の茂出木浩司シェフが考案した「特製 鶏の唐揚げ」です。
この唐揚げは、片栗粉をまぶして2度揚げするので、お弁当に入れてもベチャっとしません。
またマヨネーズで下味をつけ、明太子とクリームチーズで作ったソースをつけていただくので、コクと旨味があってとても美味しいですよ。
調理時間は12分です。
(一部情報元:日本テレビ「ヒルナンデス!」大ヨコヤマクッキング 2017年7月13日放映)
お弁当に合う唐揚げの作り方
「特製 鶏の唐揚げ」のレシピです。
鶏もも肉 | 1枚 |
片栗粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量 |
おろしショウガ | 小さじ1 |
おろしニンニク | 小さじ1 |
塩 | ひとつまみ |
コショウ | 少々 |
醤油 | 大さじ1/2 |
マヨネーズ | 大さじ1 |
明太子 | 30g(小1本) |
クリームチーズ | 大さじ1 |
オリーブオイル | 小さじ1 |
- 鶏肉は皮目にフォークで穴をあけ、一口大に切る。Aを揉み込み下味をつける。
- 1の鶏肉に片栗粉をまぶし、160度くらい(低温)の油で3分揚げる。
一度取り出して3分置き、余熱で火を通す。
油を180度くらい(高温)まで温め、再び鶏肉を2分揚げる。 - 明太子の皮を取り除き、ソースの材料すべてを混ぜる。
- 2に3を添えたらできあがり。
ちなみに工程2で揚げ油の温度を見極める時は、油に菜箸を入れてみるといいですよ。
油が160度くらいまで温まると、箸の先から細かい泡が静かに出ます。
そして180度まで温まると、箸全体から泡が勢い良く出るようになります。
この唐揚げの調理のポイントは4つあります。
- 鶏肉の皮目にあらかじめフォークで穴をあける。
味が染み込みやすくなり、皮が縮みにくくなります。 - 鶏肉をマヨネーズでコーティングする。
鶏肉の旨味を閉じ込め、ジューシーにすることができます。 - 鶏肉に片栗粉をまぶす。
片栗粉は小麦粉とくらべて水分を吸いにくいので、表面がカリッと揚がり、冷めてもべちゃっとしにくくなります。 - 鶏肉を2度揚げする。
1度目は160度くらいの低温で揚げ、いったん引き上げて余熱で火を通します。そして2度目は180度くらいの高温で手早く揚げます。
このように2度に分けて揚げ、余熱も使って火を通すと、中はしっとり柔らかく、表面はカリッと仕上がります。
中はふっくら外はカリッとした、旨味たっぷりの唐揚げができます。
お弁当箱に詰めてもベチャっとせず、味付けもしっかりめなので、冷めても美味しいですよ。
ちなみに上の写真は、この唐揚げ(左上)を使った茂出木シェフの「唐揚げ弁当」で、日本テレビのドラマ「ウチの夫は仕事ができない」で愛妻弁当として使われました。
メニュー5品のレシピは、リンク先をご覧ください。
この唐揚げをお弁当箱に詰める時は、ご飯と隣合わせにならないようにすると、ご飯の水気が唐揚げに移らなくて良いそうです。