料理研究家の浜内千波さんが考案した、クリスマスにおすすめの、骨つき鶏もも肉のレシピをご紹介します。
「浜内流 塩釜チキン」です。
鶏肉をキャベツの葉で包み、そのまわりをたっぷりの塩で固め、炊飯器を使って蒸し焼き(塩釜焼き)にします。
食感が柔らかく、鶏肉の旨味が凝縮されていて、とても美味しいですよ。
(一部情報元:フジテレビ「バイキング」クリスマス簡単レシピ 2015年12月22日放映)
塩釜チキンの作り方
「塩釜チキン」のレシピです。
このお料理の調理時間は、炊飯器で加熱する時間(4時間)を除くと10分くらいです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
骨つき鶏もも肉 | 2本 |
塩 | 1.5kg |
卵白 | 3個分 |
キャベツの葉 | 2枚 |
卵黄 | 3個分 |
レモン汁 | 小さじ1と1/2 |
- 塩と卵白をボールに入れ、手でよく混ぜ、ふわふわにする。
- 炊飯器のお釜に、クッキングシートを敷く。
1の半量をクッキングシートの上にのせる。さらにその上にキャベツの葉を1枚のせる。
キャベツの葉の上に鶏肉をのせ、もう1枚のキャベツの葉をかぶせる。
最後に残りの1をすべてかぶせ、その上をクッキングシートで覆う。 - 2を炊飯器にセットする。「保温」ボタンを押し、4時間放置する。
- クッキングシートごと皿の上に取り出す。塩のかたまりを割り、キャベツの葉を取り除く。
- ソースの材料を混ぜ、好みで鶏肉にかけたらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
塩釜チキンの作り方
【工程1】
まず塩(1.5kg)と卵白(3個分)を混ぜ合わせます。
塩と卵白が完全に混ざりふわふわになるまで、手でしっかり混ぜます。
【工程2】
次に炊飯器のお釜に食材を詰めます。
(※炊飯器は、5合炊きを使うことをおすすめします。3合炊きだとレシピ通りの分量がすべて入らない可能性があります。わが家には3合炊きしかないので、分量をちょっと少なくして作りました。)
まずお釜の上に、クッキングシートを敷きます。
そしてその上に塩と卵白を混ぜたものの半量をのせ、広げます。
次にその上にキャベツの葉(1枚)をのせます。
そしてキャベツの葉の上に、骨付き鶏もも肉(2本)をのせます。
ちなみに大きめの鶏肉を使う場合は、火の通りを良くするために、あらかじめ骨に沿って切れ目を入れておくことをおすすめします。
そして鶏肉の上に、キャベツの葉(残りの1枚)をかぶせます。
鶏肉は、表面全体を完全にキャベツで覆った上で塩で固めます。
鶏肉と塩の間にキャベツを挟むことで、鶏肉の塩加減がちょうど良く仕上がります。
最後に残りの塩(卵白を混ぜたもの)をのせ、クッキングシートをかぶせます。
【工程3】
この状態でお釜を炊飯器にセットし、「保温モード」で4時間放置します。
ちなみに加熱時間は、浜内さんによると、4時間がベストとのこと。
時間は正確に計ることをおすすめします。
鶏肉は、炊飯器の「保温モード」でじっくり時間をかけて火を通します。
保温モードにすると、70度くらいの低温で加熱することができるため、鶏肉が柔らかくジューシーに仕上がります。
4時間後は、塩が少し固まった状態になります。
【工程4】
加熱し終えたら、クッキングシートごと皿の上に取り出します。
そして塩の塊を割ります。
さらにキャベツの葉を取り除きます。
【工程5】
卵黄とレモン汁を混ぜてソースを作り、好みで鶏肉にかけたらできあがりです。
私はソースをかけず、そのままいただきました。
完成したチキンは、ほど良い塩加減で、鶏肉の旨味が凝縮されていてとても美味しいです。
食感は柔らかくジューシーです。
加熱する時間は4時間と少し長いのですが、その間に手間がかかることはありませんので簡単ですよ。
クリスマスパーティーなどで是非お試しください。
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