
メンチカツのレシピをご紹介します。
おうち料理研究家の藤原美樹さんが考案したレシピです。
このメンチカツの特徴は、4つあります。
1つめは、肉の量を少なめにし、みじん切りにしたキャベツでかさ増しすること。
キャベツの甘みとジューシーさが加わり、ヘルシーで飽きの来ない、美味しいメンチカツができます。
2つめは、衣に卵と小麦粉を使わないこと。
衣は、パン粉と水だけで作ります。
タネに片栗粉を加えて肉汁を閉じ込めると、卵と小麦粉をつけなくても、ジューシーに仕上がるようです。
3つめは、少量の油で揚げ焼きすること。
面倒な揚げ油の処理をしなくて済む上に、材料費の節約になります。
4つめは、タネにしっかり下味をつけること。
出来上がったメンチカツは、ソースをつけずにそのまま食べることができます。
(一部情報元:フジテレビ「バイキング」時短!簡単!節約!晩ごはん 2016年1月8日放映)
材料
豚ひき肉 | 300g |
キャベツ | 1/2個 |
パン粉 | 50g |
水 | 適量 |
サラダ油 | 大さじ3 |
中濃ソース | 大さじ1 |
顆粒コンソメ | 小さじ2 |
塩 | 小さじ1/4 |
コショウ | 小さじ1/4 |
パン粉 | 大さじ3 |
片栗粉 | 大さじ2 |
作り方
- キャベツ1/4個分はみじん切りにして、残りの1/4個は千切りにする。
- みじん切りにしたキャベツ・豚ひき肉・中濃ソース・顆粒コンソメ・塩・コショウ・パン粉・片栗粉をボールに入れ、肉の粘りが出るまで手でよく混ぜる。
- 4等分して、12×9センチの楕円形に成形する。
表面に水をつけ、パン粉をまぶす。再び水をつけて、さらにパン粉をまぶす。(パン粉を2度づけする。) - フライパンに並べ、サラダ油を回し入れ、強火にかける。
パチパチ音がしてきたら(フライパンが温まってきたら)、弱めの中火にし、焼色がつくまで5~6分揚げ焼きする。(焦げそうになったら、火を弱める。)
ひっくり返してさらに5~6分焼く。 - 皿にのせ、千切りにしたキャベツを添えたらできあがり。

まず、キャベツ1/4個分は、みじん切りにします。
残りの1/4個は、千切りにします。
(※写真は、レシピの半量で作っています。)
みじん切りにしたキャベツは、タネに混ぜ込みます。
上の写真を見ていただくと分かる通り、タネには、かなりたくさんのキャベツが入ります。

次に、みじん切りにしたキャベツ・豚ひき肉・A(中濃ソース・顆粒コンソメ・塩・コショウ・パン粉・片栗粉)をボールに入れ、肉の粘りが出るまでよく混ぜます。
キャベツでかさ増し
タネには、みじん切りにしたキャベツをたっぷり加え、かさ増しします。
キャベツの甘みとジューシーさが加わり、メンチカツが美味しくなります。
ま、たタネにはしっかり味をつけ、ソースをつけなくても食べられるメンチカツに仕上げます。

そして、タネを12×9センチの楕円形にして、衣をつけます。
衣は、パン粉と水だけで作ります。
まずは、上の写真のように、タネの表面に手で水をつけます。

さらに、パン粉をまぶします。
そして、水とパン粉をつける作業を、もう1回繰り返します。

パン粉を2度付けすると、1回だけの場合とくらべ、少ししっかりめにパン粉がつきます。
パン粉と水だけで衣を作る
メンチカツの衣は、パン粉と水だけで作ります。
タネに片栗粉を加えて肉汁を閉じ込めるので、小麦粉と卵を加える必要はありません。
卵と小麦粉を使わない分、材料費の節約にもなります。

続いて、メンチカツを揚げ焼きにします。
小判型にしたタネをフライパンにならべ、そのまわりにサラダ油(大さじ3)を回し入れます。
そして、フライパンを強火にかけます。
パチパチと音がしてきたら(フライパンが温まったら)、弱めの中火にして、焼色がつくまで5~6分揚げ焼きにします。
少量の油で揚げ焼き
メンチカツは、少量の油で揚げ焼きにします。
面倒な揚げ油の処理をしなくて済む上に、材料費の節約になります。

ひっくり返し、もう片面も5~6分焼きます。
焦げそうになったら、火を弱めます。

メンチカツを皿にのせ、千切りにしたキャベツを添えたら完成です。
このメンチカツを試食したタレントの坂上忍さんは、「これ俺好み。野菜でかさ増ししているから、重くない。だから飽きが来ない。」と、その味を絶賛していました。
私も、このメンチカツが好きです。
私は、昨日初めてこのメンチカツを作りましたが、今朝もお弁当用に作りました。
みじん切りにしたキャベツが加わり、ジューシーでふんわりとした食感に仕上がるので、お弁当にも向いていると思います。

加熱したキャベツの甘みが感じられ、味付けもちょうどいいです。
優しい味のメンチカツです。
超おすすめレシピですよ。