人気モデルのローラさんが考案した、ガレットのレシピをご紹介します。
「イカスミ生地のガレット」です。
その名の通り、ガレット生地にイカスミを使います。
デザートガレットにイカスミを使うなんて意外ですが、違和感がないばかりか、生地にコクと香ばしさが加わり、とても美味しいです。
ローラさんによると、イカスミには「タウリン」という栄養素が豊富に含まれており、血液をきれいにし、新陳代謝を上げる効果があるので、美容にとても良いそうです。
ちなみに「ガレット」は、フランス・ブリュターニュ地方の名物料理で、そば粉でつくったクレープのことです。
(一部情報元:日本テレビ「有吉ゼミ」ローラ&良純のつめ放題キッチンカー 2016年2月22日放映)
「イカスミ生地のガレット」の作り方
「イカスミ生地のガレット」のレシピです。
分かりにくい工程は、後ほど写真をもとに説明します。
そば粉 | 60g |
溶き卵 | 1/2個分 |
豆乳 | 180ml |
イカスミ | 2杯分 |
白ワイン | 小さじ1 |
リンゴ | 1個 |
ココナッツオイル | 小さじ2 |
クリームチーズ | 大さじ2 |
クルミとアーモンド | 適量 |
ハチミツ | 大さじ1 |
シナモン | 適量 |
ミントの生葉 | 適量 |
- リンゴは皮ごとくし切りにし、7~8等分する。クルミとアーモンドは、細く刻む。
- イカスミに白ワインを加え、すりつぶす。
- 溶き卵と豆乳をボールに入れ、よく混ぜる。そば粉も加え、よく混ぜる。
さらに2を加えてよく混ぜ、30分以上寝かせる。 - 温めたフライパンにココナッツオイル(小さじ1)を引き、リンゴを並べる。両面に薄く焼色がつくまで焼き、フライパンから取り出す。
- 4のフライパンをキッチンペーパーで拭き取り、ココナッツオイル(小さじ1)を引く。
3を薄く伸ばし、クレープ状に焼く。皿に広げる。 - 5の生地の上にクリームチーズを塗り、その上に4を並べる。さらにその上にハチミツをかけ、クルミとアーモンドを散らしてシナモンをふり、最後にミントの葉を飾ったらできあがり。
写真をもとに、レシピを説明します。
ローラ流ガレットの作り方
【工程1】
まずリンゴとナッツを切ります。
リンゴは芯を取って、皮ごとくし切りにし、7~8等分します。クルミとアーモンドは、1粒を2~3等分します。
【工程2】
続いて、ガレット生地を作ります。
生地には、イカスミを加えます。
イカスミは、イカの内臓にくっついている、とても小さい銀色の袋の中に入っています。
ちなみに上の写真が、その銀色の袋です。
イカスミが入った袋からイカスミを出すには、次のようにします。
イカスミが入った袋に白ワインを加え、スプーンの背を使ってすりつぶします。
そうすると、イカスミが出て真っ黒になります。
【工程3】
次に、溶き卵と豆乳をボールに入れ、よく混ぜます。
さらにそば粉を加え、よく混ぜます。
続いて先程のイカスミを加えてよく混ぜて、30分ほど寝かせます。
【工程4】
ここからいよいよ、ガレットを焼いていきます。
まずトッピングするリンゴを焼きます。
温めたフライパンにココナッツオイル(小さじ1)を引き、リンゴを並べます。
そして両面に薄く焼色がつくまで加熱し、フライパンから取り出します。
【工程5】
続いて、生地を焼きます。
リンゴを焼いたフライパンの表面をキッチンペーパーで拭き取り、ココナッツオイル(小さじ1)を引き、イカスミが入った生地を薄く伸ばします。
【工程6】
焼き上がった生地の上にクリームチーズを塗り、その上にリンゴを並べます。
さらにその上にハチミツをかけ、クルミとアーモンドを散らし、シナモンをふります。
最後にミントの葉を飾ったらできあがり。
ご覧の通り、ガレット生地は薄いグレーに仕上がります。
見た目はかなり変わっていますが、クリームチーズの白色とリンゴの皮の赤色がよく映えるので、とてもきれいです。
お味の方は、イカスミの生くささや違和感はまったくありません。
むしろイカスミのコクと香ばしさが加わり、生地の味に奥行きが出て、とても美味しいです。
マイルドなクリームチーズとリンゴの酸味が、深みのある生地の味によく合います。
また食感も、バリエーションに富んでいていいですよ。
クリームチーズのまったりとした口当たりと、シャキシャキ感が残ったリンゴ。そしてカリっとした歯応えのあるナッツ。
見た目のユニークさと奥行きのある味と食感が、すごくいいですよ。