昨日近所の魚屋さんを覗いたら、小アジが10尾で120円でした。安い!!
こんな時に作りたくなるのが、アジの南蛮漬け。小アジと言えば、お馴染みの1品です。
「アジの南蛮漬け」は、小魚を丸ごと食べられる上に、立派なメインディッシュになる希少な料理です。
食材の丸ごと食いは、体に良い。それは、以前勉強したマクロビオティックの考え方の1つでもあるし、アンチエージングの本を多数執筆されている医師の南雲吉則さんもおっしゃるところです。
アジの下処理はちょっと面倒だけど、キッチンバサミで簡単に済ませば、あっと言う間にできあがり!
というわけで、作ってみました。久々のアジの南蛮漬けです。
【小アジ 10尾分】
- 小アジ 10尾
- 薄力粉 適量
- 揚げ油 適量
- 玉ネギ 1個半(薄くスライス)
- ニンジン 1本半(千切り)
- (a)
- だし汁 100cc
- 米酢 150cc
- 砂糖 大さじ1.5
- しょうゆ 大さじ4
- 鷹の爪 2本(薄い輪切りにする)
- 大きめのボールに玉ネギとニンジン、そして(a)を入れてよく混ぜておく。
- キッチンバサミを使って、小アジの下処理をする。まずは、せいご(下の写真を参照)を取り除く。次に、エラぶたを持ち上げて、その中にある赤いエラを切り取る。そこから尾に向かって、腹に切り込みを入れ、内臓を引き出す。さっと水洗いして、キッチンペーパーなどで水気をしっかり取り除く。
- 2に薄力粉をまんべんなくまぶす。揚げ油を熱して、アジを投入。カラッと揚げる。
- 3が熱いうちに1に漬け込む。しばらく置いて味が馴染んだら、できあがり。
まずは、アジの下処理。今回使用するのは小さなアジなので、キッチンバサミで簡単に行います。「せいご」という、尾っぽにある堅いギザギザした部分を取り除きます。上の写真は、「せいご」を取った後のものです。尾の方から切り込みを入れると、ラクに切り取れます。
次に、アジのエラぶたを持ち上げた時に見える、内側にある赤いギザギザしたエラを取り除きます。口と赤いエラが繋がっている部分を先に切り離すと、楽に取り除けます。
そのあとに、アジの頭の方から尾に向かって、腹を裂きます。内臓を出して、さっと水洗いをしましょう。水気は、キッチンペーパーなどでしっかりと拭き取ってください。
ここまでの工程で材料はこんな感じに整いました。次はいよいよ、アジを揚げます。
水気を拭き取ったアジに、小麦粉をまんべんなくまぶします。お腹の内側にも、しっかりと小麦粉をつけてください。
そして、揚げ油を温め、中火で揚げます。
色よく揚がりました。こんがりとしたキツネ色です。さっと油を切ります。
揚げあがったアジが熱いうちに、玉ネギ・ニンジン・調味料でつくった漬け汁の中に漬け込みます。アジが馴染むまでしばらく置きます。ちなみに今回は、粗熱がとれたらタッパーに入れて冷蔵庫へ。そして、1日置いてから頂きました。
アジは、頭も骨も丸ごと食べられます。ですから、栄養満点です。アジの南蛮漬け。ちょっと手がかかりますけど、家族のために、たまには作りたいおかずです。是非お試しください。
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