
人気インド料理店のシェフが考案した、カレー炒めの簡単レシピをご紹介します。
東京六本木にある「ニルヴァーナ ニューヨーク」のシェフ、杉山幸誠さんの「じゃがいもとベーコンのカレー炒め」です。
このカレー炒めの主な材料は4つだけ。じゃがいも、玉ねぎ、トマト、ベーコンです。
そして味付けは、カレー粉と塩こしょうのみ。
うちにあるものだけで作れる嬉しいレシピになっています。
素材すべての旨味が全体によく馴染んだ、味わい深いカレー炒めが出来ます。
作り置きおかずとしてもおすすめですよ。
(一部情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」ワンコインでできるおかず 2018年1月11日放映)
じゃがいものカレー炒めの作り方

「じゃがいもとベーコンのカレー炒め」のレシピです。
レシピの全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
薄切りベーコン | 80g |
じゃがいも | 5個 |
玉ねぎ | 1/2個 |
トマト | 1個 |
にんにく | 1片 |
サラダ油 | 50ml |
塩 | 4g |
粗挽き黒こしょう | 2g |
カレー粉 | 5g |
- じゃがいもは皮をむき、1.5センチ角に切り、軽く水にさらして水気を切る。
玉ねぎは縦5ミリ幅に切り、トマトはヘタを取って1センチ角に切る。
にんにくは粗みじん切りにする。ベーコンは5ミリ幅に切る。 - フライパンにサラダ油を熱し、ベーコンを弱めの中火で炒める。ベーコンが少しカリッとしたら玉ねぎを加え、軽く炒める。
玉ねぎがしんなりしたら、にんにくを加え、香りを立たせる。さらにトマトを加え、トマトの水分が半分になるまで煮詰める。 - 2に塩・粗挽き黒こしょう・カレー粉を加え、炒め合わせる。
カレー粉が全体に馴染んだら、じゃがいもを加え、よく混ぜる。
フタをして中火で8分蒸し焼きにしたらできあがり。(途中で水分が足りなくなったら水を少し足す。)
写真をもとにレシピを説明します。
じゃがいものカレー炒めの作り方

【工程1】
まずじゃがいも(5個)は皮をむき、1.5センチ角に切り、軽く水にさらします。(写真右)
そしてザルに上げてしっかり水気を切ります。
次に玉ねぎ(1/2個)は縦5ミリ幅に切り、トマト(1個)はヘタを取って1センチ角に切ります。
にんにく(1片)は粗みじん切りにし、ベーコン(80g:4枚程度)は5ミリ幅に切ります。(写真左)

【工程2】
続いてフライパンにサラダ油(50ml)を熱し、ベーコンを弱めの中火で炒めます。

ベーコンが少しカリッとしたら玉ねぎを加え、軽く炒め合わせます。
ベーコンは少しカリッとするまで炒め、ベーコンの脂の旨味を引き出します。

玉ねぎがしんなりしたらにんにくを加え、香りを立たせます。

続いてトマトを加え、トマトの水分が半分になるまで煮詰めます。
このカレー炒めはトマトを使います。
トマトの水分を加えてカレー粉の粉っぽさを無くし、水分が半分になるまで煮詰めることで、旨味を凝縮させます。

【工程3】
次に塩(4g)・粗挽き黒こしょう(2g)・カレー粉(5g)を加え、炒め合わせます。
ちなみに塩4gは小さじ2/3、カレー粉5gは大さじ1弱(大さじ1が6g)、粗挽き黒こしょう2gは小さじ1です。

カレー粉が全体にしっかり馴染んだら、じゃがいもを加え、全体をよく混ぜます。

じゃがいもに調味料を万遍なく絡めたら、フタをして中火で8分蒸し焼きにします。
最後は野菜の水分だけで、じゃがいもに火を通します。
途中で水分が足りなくなったら水を少し補います。
焦げないようにたまに様子を見ながら、必要に応じてヘラで混ぜるといいですよ。
なお加熱時間はじゃがいもの質などによって若干変わりますので、様子を見て調整してください。

これで完成です。

このカレー炒めは、素材すべての味がよく馴染んでいて一体感があります。
カレー粉の風味は辛すぎず淡すぎず、野菜の甘みが引き立つほど良い加減で、とても美味しいです。

カレー風味のおかずは、幅広い年齢層に好まれる人気のお料理ですから、常備菜としてもおすすめです。
お弁当のおかずにするのもいいですよ。