そうめんを使ったクロワッサンのレシピをご紹介します。
家事えもんこと、タレントの松橋周太呂さんが考案した、「そうめんクロワッサン アイス添え」のレシピです。
実際に作ってみたところ、そうめん1本1本がバターと絡まり、本物のクロワッサンのようにサクサクに焼き上がりました。
見た目はかけ離れていますが、味も食感も本物そっくり。
そうめんで作ったクロワッサンとは言え、クオリティーが高いですよ。
(一部情報元:日本テレビ「あのニュースで損する人得する人」家事えもんのかけ算レシピ 2015年7月16日放映)
そうめんクロワッサン作りに必要な道具
レシピを紹介する前に、調理に必要な道具に触れます。
「そうめんクロワッサンアイス添え」を作るには、割り箸とハケが必要です。
ハケがないお家は多いと思いますが、無くても大丈夫。
ハケがない場合は、クッキングシートで簡単に作ることができます。
ちなみに、上の写真は、松橋さんのアイデアをもとに私が作ったハケです。
作り方を簡単に説明すると、次のようになります。
クッキングシートを10センチくらいの幅に切ります。
そして、短辺を半分に折りたたみます。
今度は、長辺を2回、半分に折ります。
次に、クッキングシートの長辺の端を、ハサミで細長く切ります。
これがハケの毛先になります。
これを割り箸に巻きつけ、テープで止めたら完成です。
そうめんクロワッサンの作り方
さて、ここからは松橋さんが考案した「そうめんクロワッサン アイス添え」のレシピをご紹介します。
なお、そうめんをクロワッサン型に成形するところ(レシピの工程4)は分かりにくいので、後ほど写真を使って分かりやすく解説します。
そうめん | 100g |
溶かしたバター | 大さじ2 |
砂糖 | 小さじ1 |
メープルシロップ | 適量 |
バニラアイス | 適量 |
溶かしたバター(表面に塗る) | 適量 |
- そうめんを茹でる。ザルに上げ、水洗いしてぬめりを落とす。
- 1に溶かしたバター(大さじ2)・砂糖を加え、よく馴染ませる。
- 【クロワッサン型を作る】割り箸1本にそうめんを掛け、もう1本の割り箸を合わせてそうめんを巻く。
そうめんから割り箸をゆっくり抜き、クッキングシートを敷いた天板の上に並べる。 - ハケを使って、3の表面に溶かしバターを塗る。200度に温めたオーブンで10分焼く。
- 4を皿にのせる。バニラアイスを添え、メープルシロップをかけたらできあがり。
まず、割り箸1本に、そうめんを掛けます。
1本1本が隣同士くっつきつつも、なるべく重ならないように、きれいに並べます。
そして、もう1本の箸を合わせます。
割り箸にそうめんを巻く作業は正直ちょっとシンドイのですが、仕上がりを美しくするために、ちょっとだけ気を使うと良いと思います。
次に、割り箸にそうめんを巻きつけます。
全部巻き終えると、こんな感じになります。
次に、割り箸をそっと外しながら、クッキングシートを敷いた天板の上にのせます。
そして、ハケを使って、溶かしたバターを塗ります。
表面の焼き色がつきにくいので、バターはたっぷり塗ることをおすすめします。
味もその方が美味しく仕上がります。
これを200度に温めたオーブンで、10分ほど焼きます。
ちなみに、私が試したところ、焼き色がまったくつかなかったので、さらに220度で8分ほど加熱しました。
使用するオーブンによって出来上がりに違いが出ると思いますので、加減して焼いてください。
焼きあがったクロワッサンに、バニラアイスを添え、メープルシロップをかけたら完成です。
私はクロワッサンの出来栄えに興味があったので、アイスとメープルシロップは用意しませんでした。
クロワッサンだけでも十分美味しくいただくことができましたよ。
これが、私が作ったそうめんクロワッサンです。
味も食感も、驚くほど本物のクロワッサンらしく仕上がりました。
情報元のテレビ番組でクロワッサンを試食したタレントの坂上忍さんは、「中はモチモチ外はカリカリの、美味しいクロワッサン」とおっしゃっていましたが、まさにその通り。
内と外の食感のメリハリがあるところが、とてもいいです。
また、バターの風味がよく効いていて、味もなかなかイケます。
とてもそうめんで作ったとは思えません。
クロワッサン型にそうめんを成形するのがちょっと面倒ですが、これは作る価値があると思います。
ちなみに、クロワッサンの大きさを決める際には、ちょっと注意が必要です。
大きすぎると中に火が通らず、小さすぎると焦げてしまうため、松橋さんご自身も、何回も試作を重ねたとか。
テレビの映像で確認したところ、松橋さんが作ったクロワッサンは、かなり小さめ(長さ4~5センチくらい)だったので、私も同じくらいの大きさで作りました。
幾重にも重なったクロワッサン生地が、細いそうめんで再現できるなんて、面白いと思います。