鮭のちゃんちゃん焼きレシピ。たれがじんわり馴染む!フライパンで簡単

鮭のちゃんちゃん焼き(ちゃんちゃん焼き)

レシピ動画

たれが決め手!鮭のちゃんちゃん焼き

鮭のちゃんちゃん焼きの美味しい作り方をご紹介します。

ちゃんちゃん焼きとは、鮭などの魚を野菜と一緒に焼いて、味噌ベースのたれで味付けする北海道の郷土料理のこと。
郷土料理百選に指定されており、メインの具材である魚には、鮭以外だとほっけが使われることもあります。
もともとの由来は漁師料理で、内臓を取っただけの新鮮な骨付き鮭を、野菜とともに大きな鉄板で豪快に焼き上げるお料理でした。

さて、ここでは、そんなちゃんちゃん焼きを家庭でも簡単に作れるフライパンを使ったレシピをお伝えします。

なお、ちゃんちゃん焼きと言えば、ホットプレートを使って大人数で食べるのも人気ありますが、今回のレシピは、ホットプレートでも全く同じように作れます。

材料

2人分:調理時間12分
生鮭 2切れ
玉ねぎ 1/2個(100g)
にんじん 1/3本(50g)
キャベツ 1/8個(150g)
えのき 小1/2袋(50g)
塩こしょう 少々
バター 20g
大さじ3
たれ
味噌 大さじ1と1/2
砂糖 小さじ1/2
みりん 大さじ2
大さじ1
醤油 小さじ1

作り方

生鮭の水気をキッチンペーパーで取る
生鮭に塩コショウをふる

まず、生鮭(2切れ)の水気をキッチンペーパーで拭き取り、両面に塩こしょう(少々)を振ります。


玉ねぎを薄切りにして人参を短冊切りにする
キャベツをざく切りにしてえのきを半分に切ってほぐす

そして、玉ねぎ(1/2個:100g)を薄切りにして、人参(1/3本:50g)を短冊切りにします。
キャベツ(1/8個:150g)はざく切りにし、えのき(小1/2袋:50g)は半分に切ってほぐします。

ちなみに、人参は、お好みで皮付きのまま使ってもOK。
皮付きでも皮なしでも、50g程度使用してみてください。

参考:人参の短冊切りのやり方


タレの材料を混ぜる
フライパンにバターを溶かす

次に、合わせ味噌だれの材料を混ぜます。
そして、フライパンを火にかけて、バター(10g)を溶かします。

味噌の種類について

使用するお味噌は、白味噌でも赤味噌でもどちらでも構いません。

わが家では、赤味噌で作ったちゃんちゃん焼きの方が人気がありますが、本場北海道では、白味噌が使われることが比較的多いようです。
白味噌で作ると、やや甘めの仕上がりになります。

ただ、同じ白味噌でも、西京味噌のようなかなり甘めのものを使うのはおすすめしません。


鮭の皮目だけをバターで焼く

バターが溶けたら、鮭の皮目を下にして並べ、2分ほど焼きます。


片面が焼けた鮭をフライパンから取り出す

鮭の片面に美味しそうな焼き目が付いたら、火を止めていったん取り出します。

鮭は片面だけ焼く

鮭は、片面だけを焼いて、もう片面は生のままの状態でフライパンから取り出します。

片面にはあえて火を通さずに、この後の工程で野菜の上にのせて蒸し焼きにすると、加熱しすぎることなく、ふんわりジューシーに仕上がります。


フライパンに玉ねぎと人参を広げる

そして、空いたフライパンに玉ねぎと人参を広げます。


キャベツとえのきをのせて鮭とバターをのせる

続いて、キャベツとえのきを広げ、さらにその上に、鮭の焼き目が付いている方を上に向けてのせます。
バター(10g)を3つくらいにちぎって、野菜の上に散らします。


鮭と野菜に水を回しかける

そして、水(大さじ3)をまわしかけます。


たれを鮭と野菜にかける

水を加えたら、混ぜておいた味噌だれを、鮭と野菜になるべく万遍なくかけます。

味噌だれよりも水を先にかける

味噌だれは、水を回し入れてから加えます。
味噌だれを先にかけると、あとから加えた水に流されて味噌だれが底の方に沈み、味が全体に馴染みにくくなってしまいます。

また、味噌だれを鮭や野菜の上にのせるような感覚でかけるのもポイントです。
味は下に向かって染みるので、調味料が上の方に残った状態で蒸し焼きにする方が、効率よく味が行き渡ります。


鮭のちゃんちゃん焼きを蒸し焼きにする

そして、フライパンを再び中火にかけ、温まったらフタをして、4分ほど蒸し焼きにします。


鮭のちゃんちゃん焼き

これで完成です。


鮭のちゃんちゃん焼きの食べ方(鮭をほぐして野菜と混ぜる)

鮭をほぐして、味噌だれが染みた野菜と混ぜていただきます。

蒸し焼きにした鮭は、ふんわりとしていてジューシー。
最初に鮭の片面をバターで焼いているので、バターの風味が十分に染み込んでいて、コクのある味に仕上がります。

また、味噌だれとの相性も抜群で、ほんのりと甘みのある味が加わって、とても美味しくいただけます。

魚と野菜をふんだんに使った、ボリューミーな一品。
夕食のメインおかずにぴったりのお料理です。

ちゃんちゃん焼きのしめ

なお、鮭のちゃんちゃん焼きはご飯にとても良く合いますが、残った具材に麺類を足して、しめとしてリメイクするのもおすすめです。

その場合は、焼きそばやうどんなどを加えて、市販のソースを少し補い、さっと加熱すればOK。
お好みで、ピザ用チーズをちょい足しするのもいいですよ。

おすすめの献立

今回ご紹介したお料理には、たとえば次の献立が良く合います。
たれが決め手!鮭のちゃんちゃん焼き
レンジで簡単!温泉卵・半熟卵
ピリッとコク旨!生姜味噌汁
北海道の郷土料理
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