料理研究家の柳澤英子さんが考案した、肉ジャガのレシピをご紹介します。
「超時短!肉じゃが」です。
15分程度で簡単に作れる肉ジャガで、牛肉がとても柔らかいのが特徴です。
バターを少量加えるので、コクのある味に仕上がります。
(一部情報元:TBSテレビ「おびゴハン!」2016年12月2日放映)
超時短肉じゃがの作り方
「超時短!肉じゃが」のレシピです。
牛こま切れ肉 | 200g |
ジャガイモ | 3個 |
ニンジン | 1/2本 |
玉ネギ | 1/2個 |
サヤインゲン | 6〜8本 |
水 | 250ml |
和風顆粒ダシ | 小さじ2 |
◎みりん | 大さじ3 |
◎醤油 | 大さじ2 |
◎酒 | 大さじ2 |
バター | 大さじ1(12g) |
- ジャガイモは皮をむいて4等分し、水に5分ほどさらす。
ニンジンは8ミリ厚の半月切りにし、玉ネギはくし切りにする。インゲンは2センチ幅に切る。 - ジャガイモ・ニンジン・玉ネギ・水・和風顆粒ダシをフライパンに入れ、キッチンペーパーで落し蓋をし、さらにフタをして、弱めの中火で8分ほど煮る。
キッチンペーパーを取り除き、◎の材料すべて・サヤインゲン・牛肉を加える。
牛肉を煮汁に浸して時々混ぜながら、さっと火を通す。
仕上げにバターを混ぜたらできあがり。
調理のポイントは3つあります。
1つめは、ジャガイモやニンジンを煮る時に、キッチンペーパーを落し蓋のように上からぴったりと被せること。
単時短で味が染み込みやすくなります。
2つめは、牛肉を最後に加えること。
ごく一般的な肉ジャガは、牛肉を先に炒めてから野菜を加えて煮ることで、肉の旨味を野菜に染み込ませます。
でも「柳澤流肉じゃが」は、牛肉を敢えて最後に加えます。
牛肉を最後に加えると、肉の味が野菜に染み込みにくくなるという欠点はありますが、肉の食感は柔らかくなります。
3つめは、仕上げにバターを加えること。
短い煮込み時間でも、簡単にコクが出て美味しくなります。
出来上がった肉ジャガは、バターの味はほとんど分かりません。
バターは肉ジャガによく馴染み、短い煮込み時間でも味がしっかり染みていると思えるような、良い感じのコクを出してくれます。
とは言え、時間がある場合は、やはり出来上がりをしばらく置くのがおすすめです。
もっと味がしっかり染みて、美味しくなりますよ。