ブロッコリーに含まれる栄養と、栄養を逃さない食べ方についてお伝えします。
ブロッコリーの栄養と効果効能
ブロッコリーは、野菜の中でも、とりわけ栄養が豊富な食材です。
ビタミンが豊富
ビタミン類がまんべんなく含まれており、なかでも、ビタミンCに関しては野菜の中でトップクラス。
レモン果汁の2倍の含有量を誇ります。
また、βカロテンも多く含まれており、これは体内でビタミンAに変換されます。
他にも、ビタミンB群、葉酸など、幅広く含まれています。
それぞれの栄養成分の効果・効能はつぎの通りです。
- ビタミンC
美容効果、がんや動脈硬化の予防、老化の抑制、ストレスの緩和など - ビタミンA(βカロテン)
皮膚や粘膜の保護、目の健康の促進など - ビタミンB1
糖質の代謝をサポート。 - ビタミンB2
脂質の代謝をサポート。皮膚や粘膜の保護など - 葉酸
貧血予防、認知症や脳梗塞の予防など
スルフォラファン
ブロッコリーには、グルコシノレートという成分も含まれています。
この成分は、ミロシナーゼという酵素と結合すると、「スルフォラファン」に変化します。
スルフォラファンには解毒作用や抗酸化作用があり、ガンの抑制効果も期待できると言われています。
ブロッコリーの栄養を逃さない食べ方
このように栄養豊富なブロッコリーですが、その栄養をしっかりと摂るためには、食べ方にも気を配るのがおすすめです。
蒸す・レンチンがおすすめ
ビタミンCやミロシナーゼは熱に弱いので、加熱しすぎには要注意。
また、ビタミンCには水に溶けやすいという性質もあるので、その点にも気を配る必要があります。
結論から言うと、ブロッコリーを加熱する場合は、「蒸す」もしくは「電子レンジで加熱する」と栄養の損失を抑えられます。
次点は「炒める」。
ブロッコリーを炒める方が、ビタミンの損失が大きくなると言われています。
そして、栄養の面で、もっとも避けた方がいいのは「茹でる」です。
茹でたブロッコリーも美味しいんですけどね。
栄養を最優先に考えるなら、避けた方が無難です。
なお、当サイトでは、ブロッコリーを加熱する方法について別記事で詳しく解説しています。
蒸したりレンチンしたブロッコリーに、マヨネーズやドレッシングをかけるだけで、十分美味しくいただけますよ。
炒め物・蒸し焼きのレシピ
また、ブロッコリーを炒めたり蒸し焼きにしたりする場合は、次のレシピが参考になります。
詳しい作り方をリンク先で解説していますので、ぜひご覧ください。