
お弁当のプロ、塩見英生さんがすすめる、お弁当に合う「マカロニサラダ」のレシピをご紹介します。
塩見さんは、1日200個ものお弁当を販売している「横浜洋食弁当 プクプク亭」の社長さんです。
時間が経っても美味しいマカロニサラダを作るには、マカロニの扱い方をはじめとした3つのポイントがあります。
(一部情報元:TV「この差って何ですか?」主婦とプロの差 冷めても美味しいお弁当 2015年9月20日放映)
お弁当のマカロニサラダを作るコツ

塩見さんによると、時間が経っても美味しいマカロニサラダを作るポイントは3つあります。
- マカロニを少し長い時間茹でる。
- 茹でたマカロニは、すぐに流水にさらす。
- ドレッシングを加える。
この3点について、その方法と理由を説明します。
まず1と2のマカロニの扱い方について。
マカロニを茹でる時は、パスタと同じ要領で、袋に記載された時間よりも、少し短めに茹でるという方が多いと思います。私もそうしていました。
でも塩見さんによると、これはNG。
お弁当に入れる場合はむしろ、茹で時間を長くする方が良いようです。
その方が、時間が経っても適度なモチモチ感が残るのだとか。
ちなみに塩見さんは、茹で時間10分のマカロニを12分茹でていました。
また茹でたマカロニは、ザルに上げて水気を切り、具材と混ぜるのがごく一般的な作り方ですが、これも塩見さんによるとNG。
ザルに上げたら、すぐに水にさらした方が、マカロニをベストな硬さに保つことができるそうです。
3つめのポイントは、マカロニサラダにドレッシングを加えること。
ドレッシングに含まれる油でマカロニをコーティングすることで、マカロニは、時間が経ってもパサパサにならず、しっとりとした状態を保ちます。
以上のポイントを踏まえて、マカロニサラダのレシピをまとめると、次のようになります。
プロがすすめるマカロニサラダのレシピ
塩見さんがすすめる、マカロニサラダのレシピです。
ハム
ニンジン
キュウリ
ドレッシング
塩
コショウ
マヨネーズ
- マカロニは少し長い時間茹でる。茹で上がったらザルに上げ、流水にさらす。水気を切る。
- ハムは短冊切りにする。キュウリは薄い輪切りにする。ニンジンは加熱し、短冊切りにする。
- 1と2をボールに入れ、ドレッシングを加えて混ぜる。さらに塩・コショウ・マヨネーズを加え、和えたらできあがり。
ほんのちょっとしたことで、時間が経った時に大きな差が出るんですね。
お弁当を作る時に、参考にしてください。