鶏肉と塩麹を使ったお弁当おかずのレシピを2つご紹介します。
1つは、当日の朝にすぐに完成する「鶏肉の塩麹焼き」。
もう1つは、前日の夜に仕込んで味を染みさせる、作り置きに向いた「鶏肉の塩麹煮」です。
どちらのお料理についても、使用する鶏肉は、鶏むね肉でも、鶏もも肉でも、鶏ささみでもOKです。
なお、記事の後半には、付け合わせにおすすめの弁当おかずも載せましたので、合わせて参考にしてください。
すぐに完成!鶏肉の塩麹焼き
最初にご紹介するのは、すぐに作れる「鶏肉の塩麹焼き」のレシピです。
鶏肉※ | 300g |
塩麹 | 大さじ2※※ |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
こしょう | 好みで少々 |
※ もも肉・むね肉・ささみ、どれでもOK。
※※ 塩麹の量は、鶏肉100gに対して大さじ2/3程度。
- 鶏肉を1センチくらいの厚さのそぎ切りにする。
ビニール袋に入れ、塩麹を加え、手で揉んで10分ほど置く。(塩麹に漬けて一晩置きたい場合は、下の文中参照。) - フライパンにサラダ油を引き、鶏肉を並べて弱めの中火にかける。
鶏肉の7割くらいに火が通って白っぽくなったらひっくり返し、弱火でもう片面も焼く。好みでこしょうを振ったらできあがり。
【工程1】
まず、鶏肉(300g)を1センチくらいの厚さのそぎ切りにします。
使用する鶏肉は、むね肉でも、もも肉でも、ささみでもOKです。
胸肉を使う場合は、写真右のように縦半分に切ってから、包丁を寝かせてそれぞれを1センチ厚に切り分けます。
鶏むね肉には縦方向に繊維が走っていますが、その繊維を断ち切るように包丁を寝かせて切る(そぎ切りにする)と、柔らかい食感に仕上がります。
ささみの場合は、2等分せずにそのままの状態で、包丁を寝かせて1センチ幅に切るといいです。
もも肉の場合も、1センチくらいの厚さのやや小さめに切ってください。
そして、ビニール袋に入れ、塩麹(大さじ2)を加えて、手で揉んで10分ほど置きます。
鶏肉の量を変えたい場合は、下の表を参考に塩麹の量を変更してください。
なお、「減塩の塩麹」を使う場合は、少し分量が変わってきます。
鶏肉 | 塩麹 |
---|---|
100g | 大さじ2/3 |
200g | 大さじ1と1/3 |
300g | 大さじ2 |
【工程2】
次に、フライパンにサラダ油(大さじ1/2)を引いて、鶏肉を並べ、弱めの中火にかけます。
そして、鶏肉の7割くらいに火が通って白っぽくなったらひっくり返します。
弱火にして、もう片面も焼き、お好みでこしょう(少々)を振ったら完成です。
この塩麹焼きは当日の朝に簡単に作れますが、前日の夜に下ごしらえを済ませておくこともできます。
朝は、フライパンで焼くだけです。
サラダ油(大さじ1/2)をフライパンに入れ、鶏肉の皮の方を下にして並べます。
そして、フライパンを弱めの中火にかけ、2〜3分かけて焼き色を付けます。
焼き色が付いたらひっくり返し、フタをして弱火に落とし、もう片面を4〜5分焼いたら完成です。
塩麹に一晩漬ける際には鶏肉を少し大きめに切るので、火がやや通りにくいです。
そのため、フタをして焼いてみてください。
作り置きできる!鶏肉の塩麹煮
次にご紹介するのは、作り置きに向いた「鶏肉の塩麹煮」のレシピです。
鶏もも肉※ | 600g(2枚) |
生姜の千切り | 15g |
液体塩麹 | 大さじ1と1/3 |
みりん | 大さじ1と1/2 |
酒 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ1と1/2 |
※むね肉やささみでも作れますが、鶏もも肉を使うのがおすすめ。
- 鶏肉の水気をキッチンペーパーで拭き取り、ひと口大に切る。
- 鶏肉を鍋に入れ、生姜の千切り・塩麹・みりん・酒・醤油を加え、よく混ぜて火にかける。
たまに返しながら、中火〜弱めの中火で7分ほど煮る。フタをして粗熱を取ったらできあがり。
鶏肉を一口大に切り、調味料と一緒に鍋に入れ、たまに返しながら、中火〜弱めの中火で7分ほど煮たら完成です。
この塩麹には、できたてを食べることも一応できますが、冷蔵ストックして寝かせておくことで、味が染みて美味しさがアップします。
お弁当にする場合は、冷蔵庫から取り出して、お弁当箱に詰めるだけでOK。
塩麹の深い旨みが鶏肉を包み込み、とても美味しくいただけます。
なお、この煮物は、冷蔵保存で4〜5日ほど日持ちします。
ただ、お弁当に入れる場合は、あまり置かずに、前日の夜あたりに作るのがおすすめです。
おすすめ付け合わせおかず
最後に、上でご紹介した2つのお料理の付け合わせにぴったりな、お弁当おかずのレシピをいくつかご紹介します。
詳しい作り方は、リンク先を参考にしてください。
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