和のミシュランシェフが考案した、冷や汁の簡単レシピをご紹介します。
和食の名店「分とく山」の総料理長、野﨑洋光さんが考案した「鯵の冷や汁」です。
この冷や汁は、だしを一切使いません。
その代わりにアジの干物をほぐして加えます。
具だくさんの食べ応えのある冷や汁が出来ます。
ご飯にかけて食べても美味しいですし、そうめんのつけ汁にするのもおすすめですよ。
(一部情報元:日本テレビ「世界一受けたい授業」2018年5月26日放映)
鯵の冷や汁の作り方
「鯵の冷や汁」のレシピです。
全工程は、後ほど写真をもとに説明します。
アジの干物(小) | 2枚 |
きゅうり | 1本 |
木綿豆腐 | 1/2丁 |
大葉 | 5枚 |
白炒りごま | 25g |
塩 | 少々 |
味噌 | 50g |
水 | 400cc |
- アジの干物はグリルで焼き、皮と骨を取り除いてほぐす。
- きゅうりは小口切りにし、塩をまぶして10分ほど置く。
しんなりしたら手で揉み洗いし、水気を絞る。 - 味噌と水をボールに入れてよく混ぜる。
豆腐を手で崩しながら加え、1・2・手でちぎった大葉・白炒りごまを混ぜたらできあがり。
ご飯にかけたり、そうめんのつけ汁にしても美味しい。
写真をもとにレシピを説明します。
鯵の冷や汁の作り方
【工程1】
まずアジの干物(小2枚)を魚焼きグリルで焼き、皮と骨を取り除きます。そして身をほぐします。
【工程2】
次にきゅうり(1本)を小口切りにし、塩(少々)をまぶして10分ほど置きます。
きゅうりがしんなりしたら、手で揉み洗いし、水気をしっかり絞ります。
【工程3】
続いて味噌(50g)と水(400cc)をボールに入れ、よく混ぜます。
そして豆腐(1/2丁)を手で崩しながら加え、アジ・きゅうり・手でちぎった大葉(5枚)・白炒りごま(25g)を加えます。
最後に軽く混ぜたら完成です。
この冷や汁は、だしの代わりにアジの干物を使います。
アジの干物は旨味が凝縮しており、味噌との相性も抜群です。
きゅうりのシャキシャキ感がアクセントになった、さっぱりとしつつも深い旨味のある冷や汁ができます。
具だくさんでとても食べ応えがあります。
そのままいただくのはもちろんのこと、冷やご飯にかけたり、そうめんのつけ汁にするのも美味しいです。
ご飯やそうめんと合わせる場合は、お好みで少し塩気を補うといいですよ。
ところで最後に、冷や汁のおすすめレシピをあともう1品ご紹介します。
料理研究家の渡辺あきこさんが考案した「冷や汁」です。
この冷汁は、思い立ったらたったの1分で作れます。
驚くほど早くできる理由は、冷汁のもと(上の写真)を、あらかじめ冷凍ストックしておくレシピになっているからです。
冷凍した冷汁のもとをご飯にのせ、常温の水をかけるだけですぐに食べられるようになります。作り置きしておくと便利ですよ。
ちなみにこの冷や汁もだしは一切使いません。その代わりにツナ缶で旨味を補います。
冷凍したきゅうりは、水をかけた途端に生のままのようなシャキシャキ感がよみがえりますよ。