ヨーグルトの美味しい食べ方をご紹介します。
ヨーグルトにかけるとよく合うものをはじめ、ヨーグルトが主役の簡単アレンジレシピ、さらにはヨーグルトを料理に使う方法など、全部で17パターンです。
ヨーグルトにかけると美味しいもの
こちらは、ヨーグルトにかけたり、のせたりして食べると美味しいものリストです。
定番の組み合わせ
定番はやはり、砂糖やジャム、はちみつなど。
旬のフルーツやナッツ、ドライフルーツをのせる食べ方も人気があります。
また、コーンフレークやグラノラなどのシリアル食品もよく合います。
スパイスも好相性
少し変わったところでは、砂糖やはちみつを加えたヨーグルトに、パウダー状のスパイスを振るのもおすすめです。
こしょう・シナモン・カルダモン・クミンなど、お持ちのスパイスを加えてみてください。
また、スパイスではありませんが、ラム酒やブランデーなどの洋酒や、インスタントコーヒーや抹茶などのお茶類、バニラオイルなどの香料を少量加えて、風味をアップさせるのも良いと思います。
甘いものは大抵合う
ヨーグルトは、甘みのある素材との相性が抜群です。
フルーツソース・メープルシロップ・練乳・生クリーム・チョコレート・マシュマロなどと組み合わせると、安定感のある美味しさに仕上がります。
また、和の食材と合わせるのが好きな方もいらっしゃいます。
あんこやみたらしだれなどの他、きなこやすりごまに砂糖を加えてトッピングするのもありです。
ヨーグルトが主役のアレンジレシピ
続いて、ヨーグルトのアレンジレシピをご紹介します。
アレンジといっても、あくまで主役はヨーグルト。
ヨーグルトをたっぷり頂けます。
超定番ドリンク ラッシー
ヨーグルトを使った飲み物と言えば、まず真っ先にインドのラッシーを思い浮かべる方は多いと思います。
このラッシーは、本場インド風の本格レシピで、作り方も簡単。
ヨーグルトと牛乳と水と砂糖だけで作れます。
とろっとした口当たりと濃厚な味わいが特徴のラッシーです。
ヨーグルト×塩(トルコ風ドリンク)
こちらは、トルコの国民的飲み物「アイラン」。
アイランは、先に紹介したインドのラッシーと違って、甘みがまったくありません。
作り方は、ヨーグルトに水と塩を混ぜるだけです。
日本人には馴染みがないヨーグルトの飲み方かもしれませんが、さっぱりしていて、蒸し暑い季節にもってこいです。
また、アイランなら、食事の合間に飲むこともできます。
フルーツを加えてスムージーに
ヨーグルトとフルーツを使って、スムージを作るのも美味しいものです。
こちらは、いちごスムージー。
冷凍いちごを使うと一年中楽しめますし、氷を加えて冷やす必要がないので味が薄まらず、いちごの濃い味が楽しめます。
カップヨーグルトを凍らせるだけ
こちらは、ヨーグルトアイスの超簡単レシピ。
ヨーグルトのデザートが手軽に安く作れます。
子供のおやつにもおすすめです。
袋に入れて冷凍するだけ
ヨーグルトのアイスは、保存袋を使っても簡単に作れます。
こちらは、バナナヨーグルトアイスです。
2〜3週間日持ちするので、熟して食べ切れないバナナの活用法としてもおすすめです。
ヨーグルトを料理にいかす使い方
最後に、ヨーグルトを料理に使う方法をご紹介します。
隠し味的にヨーグルトを使うと、お料理がさらに美味しくなります。
タンドリーチキンの味付けに使う
インド生まれの鶏料理、タンドリーチキン。
タンドリーチキンの味付けには、ヨーグルトが使われます。
ヨーグルトの爽やかな酸味が、鶏肉の旨味を引き立ててくれます。
また、鶏肉の食感が柔らかくなるというメリットもあります。
タンドリーチキンのお手軽レシピだったら、こちらのレシピを参考にしてください。
ホットケーキを美味しくする
ホットケーキの生地にヨーグルトを混ぜるのもおすすめです。
ヨーグルトを加えると、ホットケーキミックス特有のクセが和らいで、素直な味に仕上がります。
甘さ控えめで食べやすいので、定番のメープルシロップやバターをはじめ、幅広いトッピングが楽しめます。
ポテトサラダの味付けに使う
ポテトサラダの味付けにヨーグルトを使うと、マヨネーズの量を抑えることができます。
さっぱりとしつつも味わい深いポテサラに仕上がります。
人参サラダを作る
ヨーグルトは、人参サラダにもよく合います。
こちらは、ヨーグルトに少量のにんにくを加えてドレッシングを作り、千切りにした人参と和えて作ります。
爽やかな味わいで、こってりとした肉料理などの副菜におすすめです。
パンを簡単に美味しく作る
こちらは、発酵させる手間がいらないお手軽パン、ソーダブレッドです。
ソーダブレッドの本場アイルランドでは、バターミルクを使って作りますが、日本ではバターミルクが入手しづらいので、代わりにヨーグルトを使ったレシピが人気があります。
ヨーグルトでまとめたパン生地に、レーズンとくるみをたっぷりと混ぜ込むのが、私のおすすめレシピです。
インドの定番サラダを作る
インドで人気サラダも、ヨーグルトがあればあっと言う間に作れます。
こちらは、インドの国民的ヨーグルトサラダ、ライタです。
作り方はとても簡単。
きゅうりを細かく刻み、ヨーグルトや調味料と混ぜるだけ。
きゅうりが無い場合は、トマトを使っても美味しいです。
ギリシャ料理を作る
ヨーグルトがあれば、ギリシャ料理も簡単に作れます。
こちらは、ギリシャのレストランだったら間違いなくどこにでもある、ギリシャの超国民食「ザジキ」です。
「ザジキ」は、先に紹介したインドの「ライタ」に似たお料理ですが、現地の食べ方は少し違います。
そのままサラダ感覚で食べるよりも、パンや肉料理のディップとして使われることが多いです。
万能ヨーグルトソースを作る
ヨーグルトソースは、トルコ料理やギリシャ料理の超定番です。
現地では、主に、ケバブやハンバーガー、グリルチキンなどに使われます。
材料は、プレーンヨーグルト・にんにく・塩の3つだけ。
お好みで、レモン汁を少し絞ったり、クミンパウダーやこしょうなどで風味付けしてもよく合います。
簡単デザートを作る
こちらは、ヨーグルトを使ったデザートの超簡単おすすめレシピです。
好みのドライフルーツをヨーグルトに漬けて、冷蔵庫で一晩冷やしたら完成。
ヨーグルトの余分な水分を吸って、ドライフルーツはぷるぷる食感になり、ヨーグルトは濃厚な味わいに変わります。
水切りして料理に使う
日本のごく一般的なヨーグルトは、乳清という水分をたっぷり含んでいますが、この水分を取り除くだけで、まったく違う味が楽しめます。
クリームのようなまったりとした食感になり、フレッシュチーズのようなコク味が際立ちます。
はちみつをかけるだけで、チーズケーキみたいな味になって、とても美味しいです。
このような水分を取り除いた「水切りヨーグルト」を作っておけば、サラダをはじめ、スープ・肉魚料理・スイーツなど、幅広いヨーグルト料理の材料として活用できます。
リンク先では、水切りヨーグルトの作り方と料理のレシピを紹介しています。
ちなみに、スーパーで販売されている「ギリシャヨーグルト」は、ギリシャでよく食べられている水切りヨーグルトの一種です。
ヨーグルトの液(乳清)を料理に使う
ヨーグルトの水気を切ると、透明の液体(乳清:ホエー)が残りますが、この乳清は、そのまま飲んだりスープに使ったりすると、無駄がありません。
また、マンゴーなどのドライフルーツを浸して戻すと、ぷるぷるの柔らかい食感が楽しめるうえに、乳清の爽やかな風味が加わって味に深みが出て美味しいです。
以上、ヨーグルトの美味しい食べ方でした。
ヨーグルトの食べ方は、バリエーションがかなり豊富です。
いつも通りに砂糖をかけて食べるだけじゃもったいない。
ぜひお試しください。